『逢びき』から『シャイン』、『のだめカンタービレ』まで、数々の作品を彩る“美しき旋律”。「ピアノ協奏曲第2番」や「ピアノ協奏曲第3番」で知られる、作曲家にしてピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフに秘められた愛の物語を描いた、映画『ラフマニノフ　ある愛の調べ』が、4月19日（土）より、Bunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ他にて全国順次公開！ すべてを捧げた初恋、短くも美しい恋、支え続ける愛、ラフマニノフの人生を変えた、3人の女たちとのストーリーとは……。

　時は1920年代。ロシア革命を逃れアメリカに亡命、ニューヨークでの初コンサートを皮切りに全米ツアーをスタートさせたセルゲイ・ラフマニノフ。行く先々での大成功とは裏腹に、祖国への望郷の念、新しい曲が生まれない苦しみ……日に日に憔悴していく彼のもとへ、贈り主不明のライラックの花束が。故郷に咲き乱れるその花の甘い香りが呼び起こす“愛の記憶”に導かれるように、ラフマニノフの心に新たな旋律が生まれようとしていた……。超絶的な技巧を持つピアニストであり、時代を超えた名曲を生み出したラフマニノフ。驚くほど波乱に満ちたその生涯、次々と襲いかかる運命の嵐のなか、彼はなぜ名曲を書くことができたのか？　『タクシー・ブルース』にて、カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞したパーヴェル・ルンギンの手によって紐解かれていく、名曲の背景に秘められた“愛の物語”を堪能致しましょう。




　映画公開と同時期には、関連CDも続々とリリースが決定。オリジナル・サウンドトラック（5月3日発売、UCCS-1123 税込2,500円）はもとより、オフィシャルCD『ザ・ベスト・オブ・ラフマニノフ』（4月23日発売、BVCC-37713 税込1,890円）、そしてラフマニノフのスペシャリスト、小山実稚恵による『プレイズ・ラフマニノフ』（4月23日発売、SICC-878 税込2,000円）など。より深くラフマニノフの世界を知りたい方はぜひお求めを。