近年、レコード好きの間で問題となっているのが、相次ぐショップの閉店。ここ日本だけでなく、世界各地で例外なく起こっているこの現象。それをなんとか食い止めようと、レコード大好きミュージシャンたちが中心となり、4月19日を“RECORD STORE DAY”と定めよう!とする運動があります。“RECORD STORE DAY”オフィシャル・サイトには、
ポール・マッカートニーや
ブルース・スプリングスティーンといった大御所をはじめ、ジャンル、世代を問わず膨大な数のアーティストからのコメントが寄せられています。4月19日には新作
『アクセラレイト』(写真)が好評の
R.E.M.や
デス・キャブ・フォー・キューティー、
ブラック・キーズといった面々が限定の7inchシングルをリリースするほか、
メタリカの『キル・エム・オール』『ライド・ザ・ライトニング』のアナログ再発を記念したサイン会など、各地でイベントも開催されるとのこと。もちろん日本にメタリカはやってきませんが、久々に近所のレコード屋さんへ足を運んでみるだけでも、気分が盛り上がるのではないでしょうか。
また、この運動に呼応するように、レコード・ショップを題材としたBrendan Toller監督のドキュメンタリー映画『 I Need That Record! The Death (or Possible Survival) of the Independent Record Store』も近日公開予定(日本での公開は未定)。
イアン・マッケイ(TEEN IDLES〜
MINOR THREAT〜
フガジ)、
サーストン・ムーア(
ソニック・ユース)、
マイク・ワット、
クリス・フランツ(
トーキング・ヘッズ)などなどのミュージシャンから、識者ノーム・チョムスキーまで、自他共に認めるレコード・ファンが登場。こちらも見逃せませんね。