鬼才・
水木しげるが自らの戦争体験を渾身の力で描いた戦争漫画を元にした、NHKドラマ『鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜』のDVD化が決定! 水木しげるが憑依したかのような
香川照之の名演技が話題を呼んだ傑作ドラマが、いよいよDVD作品として手に入ります。
水木しげる初の自伝戦記漫画『総員玉砕せよ』を元にした本ドラマは、2007年8月12日にNHK総合にて放送。自身の戦争体験を漫画化しようと葛藤する昭和40年代の水木しげる(香川照之)の姿と、「総員玉砕せよ」中の日々を交差させながら描いた作品で、おなじみ『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターもアニメで登場しています。
DVD(PCBE-52980 税込3,990円/写真)は7月16日リリース。ドラマ本編のほか、水木しげるへのインタビュー、メイキング、プレマップなどの特典映像も収録されます。
平成19年度文化庁「芸術祭」テレビ部門ドラマの部にて優秀賞を受賞した本作。オンエア後も再放送の要望が多く寄せられている名作ドラマを、DVD作品としてもお楽しみください!
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『鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜』(PCBE-52980 税込3,990円)
≪あらすじ≫
昭和46年冬、水木しげるは「ゲゲゲの鬼太郎」などの執筆で忙しい中、無理やりに休暇をとって、赤道直下のニューギニアを旅した。水木は、昭和18年、21歳の時に召集され、ニューギニアのラバウルに送られた。当時ニューギニアは連合軍に島の半分を占領され、日本軍の敗色は濃厚。水木二等兵は最前線の小隊に配属され、過酷な戦場を生き抜いた。以来、26年ぶりに踏むニューギニアの大地だった。そして、これがそもそものきっかけだった……。昭和47年となり、日々「鬼太郎」の締め切りに追われる水木の周りで不可解な事件が起きる。行きもしないレストランからは請求書が届き、連れ込み旅館で水木の姿を見かけたと編集者には言われる始末。おまけに水木の行く先々には、夢か幻か、南方の象徴である“ハイビスカス”の花が咲き誇っている……。やがて水木は「何者かに押される形」で、自身の戦争体験を漫画に描き始めた……。
≪スタッフ≫
演出:柳川強
原作:水木しげる
作:西岡琢也
音楽:大友良英
≪出演≫
香川照之 /
田畑智子 /
塩見三省 /
嶋田久作 /
北村有起哉 /
榎木孝明 /
高田聖子 /
今村雅美 /
瑳川哲朗 /
石橋蓮司≪声の出演≫
野沢雅子 /
田の中勇 /
大塚周夫(C)2008NHK