ニュー・アルバム
『ジャズ&ボッサ』(TOCJ-68083 税込2,800円)の発売を6月25日に控える、“ベースの神様”ことジャズ界の巨人、
ロン・カーター。日本がほこる気鋭のピアニスト、
松永貴志と「処女航海」の公開録音を行ないました。
ブルーノート・レコードの創始者、アルフレッド・ライオンの生誕100年企画としてこの「処女航海」は録音され、7月中旬から着うた(R)とPC向け音楽配信で発売になるとか。また、6月25日からEMIミュージックのサイトで行なわれる企画“BLUE NOTE J@ZZ FESTIVAL”でもストリームで公開される予定になっております。この企画では、他にも貴重な音声や写真などが一般公開されるようですので、ぜひ注目を!
「処女航海」は、今年のグラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞したことも記憶に新しい、ジャズ・ピアノの第一人者である
ハービー・ハンコックが1965年に発表した『処女航海』のタイトル・トラック。オリジナルでベースを弾いたのは、当時28歳だったロン・カーターその人。東京・港区のスタジオで行なわれた公開録音と記者会見で、ロン・カーターは 「今日はいい演奏ができた。タカシのピアノのセンスは素晴らしい。ベースの音を良く聴いている」と終始ご機嫌で、松永も「まさかロンといっしょに演奏できるとは」と喜びを語っています。