かつて
ボーイ・ジョージとの恋仲が噂されるなど、80年代にスキャンダラスな話題を振り撒いた、イギリスの男性シンガー、マリリン(Marilyn)の唯一作
『Despite Straight Lines』(写真)が初CD化決定! ボーナス・トラックを追加して復刻されます。
マリリンことピーター・ロビンソンは、ジャマイカのキングストン生まれ。ボーイ・ジョージやスティーヴ・ストレンジ(
ヴィサージ)らとは、彼らがデビューする以前からの友人で、モデルとしての活躍を経て、自身も83年にシングル「Calling Your Name」で歌手デビュー。この曲は全英シングル・チャートで4位のヒットとなり、ここ日本でも一時期話題を集めたナンバーとして知られています。
今回復刻される『Despite Straight Lines』は、85年6月に発表されたデビュー・アルバム。御大ドン・ウォズらをプロデューサーに招き、ソウル指向のニューロマンティック・ワールドを繰り広げた作品で、ヒット曲「Calling Your Name」ほか全10曲を収録しています。今回の復刻盤には8曲のボーナス・トラックが追加。リリースはUK盤は11月17日に、US盤は12月9日にそれぞれ予定されています。
内容は悪くはなかったものの、残念ながらヒットには恵まれなかった本作。オリジナル発売から23年ぶりに復刻されるCD版で、その魅力を再び味わってみては?