今年、約5年ぶりとなる新作アルバム
『シャドウズ』をリリースし、先日行なわれたひさびさの単独日本ツアーも大盛況に終わった
ティーンエイジ・ファンクラブ(Teenage Fanclub)。彼らの真骨頂である美しいハーモニーと、衰えることを知らないエネルギッシュなパフォーマンスに、日本中のファンが涙を抑えきれなかったという感動のライヴからはや2週間半……。
以前お伝えしたとおり、そのティーンエイジ・ファンクラブのメイン・ソングライターの一人であり、バンドの顔として知られる
ノーマン・ブレイクが、新たなプロジェクトを立ち上げました! そのパートナーとして選んだのは、ウェールズが誇るサイケ・ポップ・バンド、
ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキのフロント・マン、ユーロス・チャイルズ! イギリスを代表するユニークなソングライターふたりがタッグを組んだ、まさかのドリーム・デュオ=“ジョニー”として、2011年2月2日にデビュー・アルバム『ジョニー』を日本でリリースすることが決まりました。
もともと二人の縁は遡ること1997年、ティーンエイジ・ファンクラブとゴーキーズ・ザイゴティック・マンキが一緒にツアーしたことから始まったのだとか。その後ふたりは交友を深め、ノーマンが2001年のゴーキーズのアルバム『How I Long To Feel That Summer In My Heart』に参加したときには、「まるでノーマンがバンドの一員みたいに思えた」とユーロスが言うほど、ふたりの息は合っていたそう。「あの時からずっと、ふたりで何かやれれば良いなって思っていたんだ。実際に行動に移すには、何年もかかってしまったけれどね」というユーロスの言葉通り、その後ふたりが集まりレコーディングができたのは、2006年のこと。このセッションを皮切りに、ふたりはジョニーとしての活動を開始、ほかのプロジェクトの合間を縫ってはレコーディングを続け、ついにデビュー・アルバム『ジョニー』を完成させました。
2011年のアルバム・リリースに先駆け、2006年にレコーディングした初期音源集EP『Free EP』無料ダウンロードが現在実施中(
http://www.turnstilemusic.net/jonny-free-ep/)! ふたつの才能が融合して生まれたマジカルなジョニー・サウンド、気になる方はまずはこのEPをチェックしてみることをお勧めします!