Sony Music Foundationでは“東日本大震災 復興支援プロジェクト”を立ち上げ、クラシック音楽を通して、中長期的に東日本大震災で被災された方々・地域の復興を支援しています。多数のプロジェクトが進められていますが、なかでも注目すべきコンサートが、
ハンスイェルク・シェレンベルガーと
小菅優によるチャリティ・デュオ・リサイタルです。
世界的なオーボエ奏者、ハンスイェルク・シェレンベルガー自身の提案によるチャリティ・デュオ・リサイタル。ピアニストの小菅優が、彼の日本への熱い想いと呼びかけに賛同し、ここに初共演が実現することになりました。10月25日(火)19時より東京・ヤマハホールにて開催されます。
指揮者としても活躍するシェレンベルガーは、
カラヤンとアバド時代の
ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者を2001年までつとめ、その間ソリストとしても何度も来日しています。また、Sony Music Foundationが主催する国際オーボエコンクールでは、1985年(第1回)から審査委員を、1994年以降は審査委員長を務めるなど、日本とは長年の深いつながりを築いてきました。
当公演のチケット収入の一部と公演当日の募金は、“RESTART JAPANファンド”に寄付されます。このファンドは、“For the Next Generation”をテーマに次世代を担う子どもたちの支援をしているソニー(株)の協力のもと、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立したもので、被災した子どもたちを支援するための活動に役立てられます(寄付額や支援活動の詳細などは、後日公開予定)。
長年にわたり、次世代の子どもたちのためにクラシック音楽を通してさまざまな活動を行なってきたSony Music Foundationが、今回の震災で傷ついた子どもたちのために何ができるかを考え、立ち上げた支援プロジェクトにぜひご注目、ご支援ください。