沖縄に生まれ、沖縄で生きる、唄者(うたしゃ)の新時代を切り開くアーティスト、
上間綾乃が5月23日にアルバム『唄者』で日本コロムビアよりメジャー・デビューを果たします。
上間綾乃は、うるま市に生まれ育ち、今も同所を拠点に活動を続けている沖縄民謡唄者。小学校2年生より三線をはじめ、中学生のとき、ハワイで沖縄出身の人たちの前で民謡を披露した際、彼女の歌声で涙を流している人を目の前にしたときに唄者としての使命を強く感じたとのこと。
18歳より東京や大阪など全国でライヴ活動を展開し、みるみるうちにファンが急増。2011年には、
宮本笑里のアルバム
『大きな輪』にフィーチャリング・アーティストとして起用や、尺八の
藤原道山、チェロの
古川展生、ピアノの
妹尾 武による人気ユニット
“古武道”とのコラボなどで注目を集め、
ソウルフラワーモノノケサミットともしばしば共演。その歌声と絶妙な語り口で支持を広げています。
デビュー・アルバムとなる『唄者』は、沖縄民謡とともに、ウチナーグチ(沖縄方言)とヤマトグチ(標準語)それぞれのオリジナル曲、そして
フォーククルセダーズの名曲「悲しくてやりきれない」など、歌謡曲のウチナーグチ・カヴァーで構成。アレンジャーに
井上 鑑や妹尾 武、ゲスト・ミュージシャンには
ショーロクラブを迎えるなど、レコーディングは万全の布陣で行なわれたとか。CDリリース直後には全国6ヵ所でのツアーも行なわれますので、ぜひ会場へ。