6月13日(水)から6月21日(木)、東京・渋谷Bunkamura Galleryにて、“ブリティッシュ・ロックにみる音楽とアートの関わり”をテーマにした企画展を開催!
1962年、鮮烈な
ビートルズのデビューは、ブリティッシュ・ロックの輝かしい始まりであり、後にサイケデリック・ロックやパンク・ロックなど、さまざまななムーヴメントを巻き起こし、若者たちから絶大な支持を受け世界へと拡大する一大カルチャーへと成長したそのロック・シーン。ファッションやアートへ派生し、さらにはライフスタイルにさえも強い影響力を持ち、今や伝説という言葉を以ってして語られるほど。
その中でもロックとアートとの関係性は密接で、60年代のビートルズのアルバム・デザインは、
リチャード・ハミルトンやピーター・ブレイクなどポップ・アート・アーティストたちが制作し、
セックス・ピストルズのアートワークを手がけた
ジェイミー・リードの作品(写真は
「God Save The Queen」)はもはやパンク・ロックのアイコンとも言える存在となっている。そして近年では、
バンクシーが
ブラーのアルバム・デザイン(
『シンクタンク』)を制作し、両者ともに成功を収めています。
鮮烈なメッセージとインパクトを与える彼らのアートワークは、もはやプロモーションのためだけでなく、音楽と重なることでひとつの作品として、互いに表現力と完成度を高めたといえるでしょう。
今展では、ブリティッシュ・ロックにみる音楽とアートの関わりに焦点を当て、ビートルズから最新ロック・シーンまで、アルバム・デザインやポートレート作品、ミュージシャン自身が制作した作品を展覧販売。また、オフィシャル・アーティスト・グッズも併せて販売されるとのこと。
ビートルズが誕生して今年で50年。今なお色褪せることのないミュージシャンたちを飾り、ロックと共に生まれたアートをお楽しみください!