原川奈緒との音楽プロジェクト“畔”（aze）での活動と並行し、独特の風合いを持つ影絵の制作を続けている作家・戸井安代。彼女の個展〈息をとめるとき〉が、9月22日（土）から10月30日（火）まで、東京・渋谷のギャラリー「20202」にて開催されます。

　トクマルシューゴ「Linne」（『Port Entropy』収録）や、ザ・なつやすみバンド「天の川」（『TNB！』収録）のミュージック・ビデオで観ることができる、ちょっとノスタルジックでかわいらしく、記憶の片隅をくすぐられるような影絵の数々。インスタレーションでは、8mmの映写機を使用。フィルムの質感と、映写機ならではのレトロ・メカニカルなリズムによって生み出される空間が、影絵の魅力を一層引き立てます。

　また会期中、初日9月22日（土）と終了間近の10月27日（土）にはライヴ・イベントも開催！ 22日には孤高のギター詩人・三富栄治（Childisc / teasi）をはじめ、asunaとの共作やborzoi、竹下 慶（MY PAL FOOT FOOT / MOON FACE BOYS / クリスタル大学）、さちこ（jenny on the planet）とのFUMU FUMUと多岐に渡り活躍するサウンド・メイカーshibata、そして戸井自身のプロジェクト、畔が登場。27日は戸井もバンド・メンバーとして参加するイトケン（d.v.d）率いるitoken trio、Moskitoo（12k）との新プロジェクト“Cat Sand”も好評の安永哲郎（minamo / HELLL）が登場！ DJは佐藤 実（S.A.S.W. / m / s）が務めます。こちらもぜひご参加ください！