99年に制作され、ストロオズ、空気公団、デイジーら人選の妙、そして楽曲そのものの充実ぶりから好評価を獲得したコンピレーション・アルバム『JAPANESE GIRLS』（写真）。タイトルが示しているとおり、日本の女性アーティスト（それも個性的な）の音源だけで構成したコンピ盤であるが、その続編となる『JAPANESE GIRLS WEST』（CXCA-1139\\2,000（税込））が、7月25日に同じ“MIDI Creative”からリリースされる予定だ。

　これまたタイトルが示しているとおり、今回は関西を拠点、もしくは関西出身の女性アーティストの音源で構成され、すでに参加アーティストも二階堂和美、野村麻紀、夕凪、ワンゲル、ふちがみとふなと、anoa、LOU、SUN、月下美人、M.A.G.Oの計10アーティストに決定。それぞれのアーティストの作品を聴いてみたいとは思いつつ、なかなか未知のアーティストの作品をアルバム単位で購入する勇気が持てずにいる人も、こうしたサンプラー的構成のアルバムであれば進んで購入することができるのでは？　収録楽曲はまだ未発表ながら、この顔ぶれであれば期待を裏切られることはないはず!!
　なお、MIDI Creativeからは、この『JAPANESE GIRLS WEST』に参加する夕凪のアルバム『室外音楽1』（CXCA-1135\\2,500（税込））が7月6日、野村麻紀の2ndアルバム『雨はいたずら』（CXCA-1136\\2,200（税込））が7月17日にリリースされる予定もあり。『雨はいたずら』は、表題曲含む数曲のバックに、彼女と同じ京都出身のバンド“騒音寺”が参加!!　いつもは弾き語りスタイルの彼女によるバンド・スタイルでの楽曲。ジャケット・デザインも含めて、イイ味出まくりの傑作が届けられる予感!!