さる12月9日(日)、東京・品川「ステラボール」にて、タワーレコードのアイドル・レーベル「T-Palette Records」が2012年の感謝を込めて、ライヴ・イベント〈T-palette Records感謝祭2012〉を開催! 所属アーティスト7組が勢揃いした熱いステージをレポートします!
トップバッターを飾ったのは、今年10月にレーベル参加が発表された、2011年結成のアイドル・ラップ・グループ、ライムベリー。DJ HIKARUの「ぽちっとな」の合図とともに、「RHYMEBERRY IZ NO.1」がスタート。MIRI、HIME、YUKAが元気に登場すると縦横無尽にステージを駆け回り、客席を煽りまくり! 早耳の音楽ファンやDJなどからも注目を集める「HEY!BROTHER」のコール&レスポンスの練習でDJ HIKARUがことごとくダメ出しをするなど盛り上げながら、パーティ・チューンを連発する彼女たち。ライヴ後のトークでは、
吉田 豪から「みんなから見て社長(タワーレコード代表取締役社長の嶺脇育夫)はお兄ちゃん?」と質問されると、「はい! お兄ちゃんです!」と即答! 「よく出来たコたちだねぇ〜」と社長が目尻を下げる場面も。
そして「リハを見ただけで痺れた!」という社長からの紹介を受けて登場したのは、
アップアップガールズ(仮)。「イチバンガールズ」で幕を開けると、T-Palette Recordsからの第1弾シングルで12月5日に発売されたばかりの
「チョッパー☆チョッパー」を披露。途中「NO MUSIC, NO IDOL.」のコール&レスポンスがある超絶攻めソングに会場のボルテージは早くも最高潮に。激しいダンスと迫力の歌声に、曲が終わったあとの客席からは「かっこいい……」というつぶやきが聞こえてきたような!
最後まで攻めたステージを見せてくれたアプガ。彼女たちのステージがたっぷり2時間観ることができるワンマン・ライヴ〈アップアップガールズ(仮)2nd LIVE六本木決戦(仮)〉は12月15日(土)、ラフォーレミュージアム六本木にて開催。チケットは残りわずか!
続いては清純派ヒップホップ・ユニット、
lyrical school。メンバー6人による掛け合い、時には客席も巻き込みながら盛り上げていく流石のステージ! MCでは、プリンセス・キャラのayakaが「嶺脇プリンスのことすきなひと〜?」と聞けば、会場からは元気いっぱいに「はーい!」と手があがる一幕も。DJを従え、立て続けに披露される「photograph」「プチャヘンザ!」などお馴染みのナンバーで一気に沸点へ!
そして前半戦最後は名古屋を拠点に活躍する、
しず風&
絆〜KIZUNA〜。
ディック・デイル「Misirlou」の印象的なギター・イントロで絆〜KIZUNA〜の4人が空手の道着を着てステージに現れると、BGMの
ブラック・アイド・ピーズ「Pump It」に合わせて空手の型を採り入れたキレのあるダンスを披露。しず風の2人が合流すると、最新シングル「チェッカーフラッグをとめろ」がスタート。そして、この日のために生バンドで録音してきたというロック・メドレーでは、晴子が客席に降臨! しず風が水を口に含んで客席に吹きかけるなど、全力でパフォーマンスする姿に会場も大盛り上がり! メドレーでの肩を組んでのヘドバンでは、ステージ袖で見ていた司会2人もメンバーに連行されて参加。ラスト「ピンクのロケット」では、メンバー全員が客席に降臨。前半戦最後にふさわしい渾身のステージに。
休憩を挟み、福岡発の大所帯アイドル・ユニット、
LinQが登場(今回は上原あさみ、天野なつ、岸田麻佑、一ノ瀬みく、城崎はるな、桜愛美、杉本ゆさ、高木悠未、原 直子、松村くるみ、桃咲まゆ、山木彩乃、姫崎愛未、深瀬智聖、吉川千愛の15人で参戦)。「なう。」で幕を開けた彼女たちのステージは、広い舞台をめいっぱい使って、大所帯ならではの魅せ方で圧倒。来年1月発売の新曲「CHIKU-TAKU」、「ゴーイング マイ ウェイ!」も披露され期待が高まったところで、ラストは緑のペンライトを使ったダンスが印象的な「祭りの夜〜君を好きになった日〜」。高木と深瀬がハッピを纏ってあおりまくった最後、高木が水を口に含んでなぜかメンバーに向かって吹きかけ、メンバーからブーイングが起こる場面も……。
お次は、新潟発の3人組ガールズ・ユニット、
Negicco。ワクワク感を煽るイントロでステージに登場した彼女たち。今年6月にリリースされたシングル
「あなたとPop With You!」からスタート、「ねぎねぎRock」ではねぎを客席に投げ入れるパフォーマンスも。最後はもちろん、『めちゃ×2イケてるッ!』のエンディング・テーマにもなっている「圧倒的なスタイル」! 恒例のラインダンスでは、NHK『Rの法則』での取材をきっかけにNegiccoと仲良しになったというアップアップガールズ(仮)の森 咲樹が吉田 豪に煽られ飛び入り参加! 4人で見せるラインダンスに会場は一体感に包まれました。
そして大トリを飾ったのは
バニラビーンズ。自己紹介では「いま一押しのアイドルはNegicco姉さん、しず風&絆〜KIZUNA〜さん、LinQさん、lyrical schoolさん、アップアップガールズ(仮)さん、そして、ライムベリーさんです!」(レナ)、「趣味はお買い物、よくお買い物するところはタワーレコードです!」(リサ)と、隙のないアピール! そして、吉田&嶺脇社長も「最高傑作!」と太鼓判を押すアルバム
『バニラビーンズIII』からは「サブカルガールまどか」「キラーキュイーン」を披露。会場中で行なわれた“ポージング”は圧巻! 大トリにふさわしい見事なパフォーマンスとなりました!
最後は所属アイドルが全員ステージに登場し、社長から「アイドル・ブームと言われていますが、ブームに関係なく続けていきたいと思っています。ただ、それにはみなさんのご協力なくしては無理なので、これからもT-Palette Recordsをよろしくお願いします!」という挨拶で締め。所属アイドル全員で
森高千里の「ジン ジン ジングルベル」を披露すると(T-paletteアイドル全員でのパフォーマンスはこれが初!)、会場全体が大合唱となり、最後は出演者全員によるハイタッチで観客を見送り、フィナーレを迎えました!