2003/10/01掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
以前にもお伝えしたように、ついに米国でも導入されることになってしまったCCCDですが、どうやら、日本でもCCCDに関して新たな動きがある模様です。
本日ソニー・ミュージックエンタテインメントが発表したことによれば、どうやら、同社が独自に採用している、ネットワーク認証型CCCD“レーベルゲートCD”のニュー・ヴァージョン“レーベルゲートCD2”が、このたび新たに開発されたそうで、今後、11月6日以降にソニー・ミュージック傘下のレーベルから発売される邦楽シングルに関して、随時導入していく予定とのこと。ただ、新ヴァージョンとはいえ、現在までに発表されていることによれば、どうやらその違いは、旧ヴァージョンの、パソコンで再生するだけでも、インターネット経由にて個別認証手続きが必要であった点が排除されただけであって、それ以外の点は変わらない模様。しかも、
プレスリリースによれば、今は導入が見送られている邦楽アルバムに関しても、来年1月下旬以降に随時導入していく予定だそうなので、これは世間のCCCD反対派からは、またしても攻撃を受け続けそうな予感です。
ちなみに、従来通り、インターネットにて個別認証手続きを得れば、ハードディスクへの複製は可能だそうですが、でも、我々音楽人が持ちたい権利は、そういったことではないのですけどね・・・。なお、写真は、これもレーベルゲートCDであった、Seagull Screaming Kiss Her Kiss Herの休止後、遂に動いた日暮愛葉のソロ・デビュー・シングル「NEW LIFE」です。