ジャズヴォーカリストとしてキャリアをスタートした青羊(あめ)が、2010年に自身のソロユニットとして立ち上げた
けもの。
ジャズベースでありながら斬新な世界観を持つ青羊の、生々しい歌声と佇まいと、本邦ジャズ界でも屈指の若手実力派によるドープでグルーヴィーな演奏が醸し出す圧倒的な魅力と存在感によって一部のファンから“日本のニーナ・シモン”と称され、熱狂的な指示を受けてきました。
そして、2年ぶりに発表された
『LE KEMONO INTOXIQUE(ル・ケモノ・アントクシーク)』(AP-1051 税込2,625円)は、
菊地成孔がプロデューサーとしてサックス、ヴォーカル、作詞、トラックメイキング、カヴァー選曲のみならず、スタイリング、アートワーク、写真撮影まで手がけた話題作。けもの初のフル・アルバムです。
禍々しさと呑気、ハイスキルと幼稚、呪いと笑いが悠々と混在する、世代感やカルチャージャンル感を越えた、新鮮な作品に仕上がっています。9月30日には発売記念ライヴも行われます。謎につつまれたけもの、目撃のチャンス! お見逃しなく。