2003/10/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
♪ヘ〜イ、マン・マン・マン〜のフレーズで有名な「ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン」を始め、ギターは入ってないのに“ギターポップの定番”として知られる「ラヴ・パレード」や、ジョン・レノンの名曲「ラヴ」をハウス風にアレンジしたカヴァー曲など、じつに様々な名曲を我々に提供してくれた、
ドリーム・アカデミー(写真はピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアがプロデュースしたデビュー作)。その同バンドにて、現在は
トラッシュモンクとして活躍している“ニック・レアード=クルーズ”と共に、バンドの顔であった才女
“ケイト・セント・ジョン”といえば、最近ではHaLoやLolita∞Complexといった日本のインディーズ・バンドの作品になぜか参加していたりしていますが、そんな彼女がかつて95年に放った、フランスワーズ・アルディの名カヴァーも含む初のソロ・デビュー・アルバムといえば『夜のいたずら(原題:Indescribable Night)』のこと。
生楽器の調べに乗せて清楚に歌うヴォーカルに心が洗われるかのような美しさを持った作品だっただけに、発売当時は様々なメディアにて絶賛された本作。しかし、月日が流れた現在では、残念ながら日本を始めとする世界各国で廃盤状態が続いているので、この名作を聴いたことのないという方もきっと中にはいるのでは? あぁ、なんて悲しきこの状況・・と思っていたところ、そんな本作が11月25日にUSにて復刻されることになった!との嬉しいニュースが。とくにボーナス・トラックなどはプラスされていないものの、彼女の透き通る歌声は人々の心を癒す力を持ったものなので、このチャンスを逃さずことのないよう、是非とも皆さんにも聴いて貰いたいところです。