さる3月16日(日)、元・
東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之が率いる新バンド“THE MAN”が渋谷のハチ公前広場にてフリーライヴを行ないました。このフリー・ライヴは、3月10日(月)から23日(日)まで行なわれている、〈渋谷ファションウィーク〉の一貫として開催。
ライヴ中盤には、シークレットとされていたゲスト、
三上博史が登場。突然の三上の登場、そして熱唱にハチ公前広場は一時、騒然となり、30分程のライヴは大盛況に終わりました。
THE MANは東京スカパラダイスオーケストラをリードし、日本のスカというジャンルを牽引してきた冷牟田の率いる8人組の新たなスカ・バンドで、先日、東京・渋谷 Rexで行なわれたワンマン・ライヴにて、ビクターエンタテインメントより、5月21日(水)に第一弾アルバム
『THE MAN』をリリースすることを発表。
リーダーの冷牟田と三上は、三上の実兄が東京スカパラダイスオーケストラの初期メンバーだったこともあり(現在は両名とも脱退)、昔からの友人でしたが、2013年に久々の再会を果たし、意気投合。昨年11月に渋谷AXにて開催されたイベント〈Taboo 〜Before the 15th anniversary“Smell of the blood”〉で初の共演を果たし、今月13日のTHE MANのワンマン・ライヴにもスペシャル・ゲストとして登場していました。今回のコラボレーションは、三上がドラマの撮影で多忙な合間を縫ってリハーサルを行ない実現したのだとか。
また、5月21日(水)に発売されるニュー・アルバム『THE MAN』にも三上が歌唱参加することが発表されました。詳細は後日発表予定。これまで、アルバム・リリース・ツアーやフェス、イベントへの出演、ストリート・ライヴなど、勢力的にライヴ活動を展開してきたTHE MANですが、2014年は新たなステージへの再始動の年と言えそうです。また、今年は、冷牟田が所属していた東京スカパラダイスオーケストラがデビュー25周年を迎えるなど、日本のスカ・シーンにとって記念すべき年になることは間違いありません。
なお、THE MANは5月24日(土)、東京・下北沢 GARDENにてレコ発ライヴも決定しています。