2003/12/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
来年5月に行なわれる自主イベントでの“奇跡の再結成”も待ち遠しい、“インダストリアル”という言葉を生んだ伝説のバンド
“スロッビング・グリッスル”(写真は名盤『20 Jazz Funk Greats』)。そんな彼らといえば、
以前にもお伝えしたように、CD24枚組(!)という脅威的なボックス・セット『24 Hours of Throbbing Gristle』の続編である、CD10枚組のボックス・セット『TG+ - A DELUXE BOXED CD EDITION』を来年1月26日にUKにてリリースする予定なのですが、じつは彼らのリリースは、まだそれで終わったわけではないようなのです! なんと、来年3月9日には、彼らの楽曲をテクノ/クラブ系アーティストがリミックスを手掛けた、リミックス・アルバムがUKにてリリースされる予定なのです!
『Mutant TG』と名付けられた今作には、現在までのところ、
カール・クレイグ、
ベースメント・ジャックスのSimon Ratcliffe、
トゥ・ローン・ソーズメンなどがリミキサーとして参加している模様で、その他のテクノ系アーティストも多数参加予定とのこと。インダストリアル・クラシックスとでも言える彼らの楽曲を、どう現在のテクノ・アーティストたちが料理するのかかなり見物ゆえ、インダストリアル、およびテクノ・ファンは是非とも押さえておいてください。
なお、来年3月19日には、彼らのまた新たなベスト・アルバム『Welcome to the World of Throbbing Gristle』もリリースされる予定です。それにしても、こんなに色々とリリースされるなんて、ひょっとしたら来年は彼らのブームが再来するのかも?