一口に“音楽ファン”と言っても、人によって様々な嗜好があるのは当然なこと。ジャンルやサウンド・スタイルなど、好き・嫌いの目安となる要素は多々ありますが、“男性ヴォーカルものは受けつけないが、女性ヴォーカルものは好き！”という方が世の中にはいるように、いわゆる“女性ヴォーカルもの”と呼ばれるものも、その要素の一つとなるはず。そんな多くのファンを持つであろう“女性ヴォーカルもの”ばかりを集めた、魅力的なコンピレーション・アルバム『Oh! From the Girls』がカナダの良質レーベル“Nettwerk”より1月13日にカナダにてリリースされることになったそうです。

　ダイド、ステイシー・オリコ、アヴリル・ラヴィーン、エイミー・マン、サラ・マクラクラン、リズ・フェアなど、日本でもその名が知られる女性アーティストの楽曲を全16曲収録した今作。そのほとんどがすでに発表されている音源ではあるのですが、ただ、メイシー・グレイ（写真は名作『ザ・トラブル・ウィズ・ビーイング・マイセルフ』）とトーリ・エイモスのライヴ音源はここでしか聴けない貴重な音源ゆえ、両アーティストのファンは必聴のはず。大ヒット曲だけでなく、隠れた切ない名曲までもが収録されているだけに、“女性ヴォーカルもの”好きにとっては是非とも押さえて置きたい代物ですよ！　なお、その詳しい収録曲は下記のとおりです。

・Dido 「Thank You」
・Macy Gray 「Come Together」(Live)
・Stacie Orrico 「Stuck」
・Sixpence None the Richer 「Don’t Dream It’s Over」
・Avril Lavigne 「I’m With You」
・Kathleen Edwards 「Six O’Clock News」
・Tori Amos 「Cornflake Girl」(Live)
・Aimee Mann 「Calling It Quits」
・The Pretenders 「I’ll Stand By You」
・Sarah McLachlan 「Angel」
・The Be Good Tanyas 「It’s Not Happening」
・Sarah Harmer 「Basement Apt」
・Erin McKeown 「Slung-Lo」
・Liz Phair 「Little Digger」
・Oh Susanna 「Right By Your Side」
・Martina Sorbara 「Withered on the Vine」