2014/07/04掲載(Last Update:14/07/07 08:22)
2009年の初開催以来、
朝生 愛、
Boris、
Chelsea Wolfe、
DEAFHEAVEN、
envy、
GODFLESH、
GROWING、
ISIS、MORTALIZED、
MONO、
SUNN O)))といった国内外問わず注目を集める轟音オルタネイティヴ・アクトが出演。世界とリンクしながらも、日本では貴重な機会となるステージの数々を繰り広げてきたライヴ・イベント〈leave them all behind〉。4回目の開催となる今年は
JESU、MONO、
RUSSIAN CIRCLES、
COHOLの4組が出演、7月12日(土)東京・代官山 UNITにて開催されます。
RUSSIAN CIRCLESは、昨年リリースの最新アルバム
『Memorial』を携えての初来日。
BOTCH、
THESE ARMS ARE SNAKES、dakota / dakota、RIDDLE OF STEELという90〜00sポスト・ハードコア名バンドの面々のよって結成された同バンドは、ダイナミックなリフワークと緻密なアレンジメントでの強力なアンサンブルが持ち味のインストゥルメンタルをプレイ。ヴォーカルを廃したスタイルは、豪胆とさえ言える怒涛のプログレッシヴ・ヘヴィロックも音のみでシネマティックたり得るということを明確に体現しています。
NAPALM DEATHの元メンバーという肩書きはもとより、FALL OF BECAUSE〜HEAD OF DAVIDを率い、RAMLEHや
BIG BLACK〜
RAPEMANなどと時代を共有するノイズロックの旗手としてシーンを牽引した鬼才、Justin K. Broadrick。GODFLESHとしての新作や、
THE BUG(Kevin Martin)のニュー・アルバムへの参加も話題の彼によるオウン・プロジェクトがJESU。トレードマークであるヘヴィギターを駆使しながらも、GODFLESHとは全く異なるメランコリックな世界を構築した同プロジェクトは、
RED HOUSE PAINTERS〜SUN KIL MOONのMark Kozelekとの共鳴も見せながら進化を続けてきました。
Kevin Shields(MY BLOODY VALENTINE)と並ぶ英国エクスペリメンタル・ギター職人でもある彼ならではのサウンドメイキングも聴きどころです。
相対するは日本代表、MONOとCOHOL。2012年の目下最新アルバム
『For My Parents』リリース以降も常に飛び回り、孤高のインストゥルメンタルで国境を越えてきたMONO。
heaven in her armsとのスプリット作
『刻光』では漆黒のサウンド更なる磨きをかけ、名門Osmose Productionsとの契約で世界の注目を一身に浴びるCOHOL。スタイルは異なれど、通底する感覚も持ち合わせた両者のパフォーマンスにも用注目です。
また、同イベントのエクストラ・ショウとして7月15日(火)にRUSSIAN CIRCLESとJustin K. BroadrickによるJK FLESH、ENDONの3組で〈leave them all behind 2014 extra〉が東京・渋谷 TSUTAYA O-nestにて開催されるほか、7月13日(日)には大阪・心斎橋 PangeaにてJESU、RUSSIAN CIRCLESのワンオフ・ショウも行なわれます。