良質な作品の数々と豪華なゲストが来日し、映画ファンを魅了する〈フランス映画祭〉(
unifrance.jp/festival/2015)が今年も6月26日(金)〜29日(月)に開催。今回は、フランスで4週連続興行成績第1位の大ヒットを記録した『ボヴァリー夫人とパン屋』(7月上旬より日本公開)の正式出品が決定しており、本作の
アンヌ・フォンテーヌ監督(写真)も来日を果たします。
平凡な夫婦と美しい青年の官能的な物語『ドライ・クリーニング』(1997年)、夫の浮気相手と妻の禁断の関係を描いた官能の物語
『恍惚』(2004年)、そして親友の息子と愛し合う禁断の恋を描く
『美しい絵の崩壊』(2014年)など、人間が持つ複雑な欲望を描いてきたアンヌ・フォンテーヌ監督。最新作となる『ボヴァリー夫人とパン屋』は、『屋根裏部屋のマリアたち』の
ファブリス・ルキーニ、『アンコール!!』の
ジェマ・アータートン主演で、有名小説をモチーフに、現実世界と混同するパン屋が巻き起こす官能的でユーモラスな新感覚なドラマ。――舞台はノルマンディーの美しい村。ボヴァリー夫人は、マルタンの作るやさしくて芳醇な香りのパンを愛し、マルタンは小説さながらの"彼女の恋"を覗き見する――。
ちょっぴりユーモラスに、そして官能的に描いた大人のファンタジー『ボヴァリー夫人とパン屋』。素朴で美しい四季折々の風景と、スクリーンから香り立つ本場フランスパンの数々も見どころです。
(C)2014 - Albertine Productions - Cine-@ - Gaumont - Cinefrance 1888 - France 2 Cinema - British Film Institute