2004/05/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
奇抜なコスチュームや演劇的なパフォーマンスで注目を集めたアート・バンド
“スプリット・エンズ(枝毛の意)”、ビートルズ以降の英国産ポップの流れを汲む馴染み深いメロディが魅力の
“クラウデッド・ハウス”。このニュージーランドを代表する2つのバンドにかつて在籍していた“ポップ職人兄弟”といえば、
ニール・フィンと
ティム・フィンのフィン兄弟のこと。バンド解散後はそれぞれのソロ活動をメインで行っていたフィン兄弟でありますが、最近になって、かつて組んでいた兄弟デュオを復活させたそうで、兄弟デュオ作品としては約9年ぶりとなるニュー・アルバム『EVERYONE IS HERE』をリリースすることになりました!
かつて
“フィン”名義で95年にアルバム
『フィン』(写真)を発表し、兄弟共に共通するビートルズ系の清冽なポップ・メロディやハーモニーを存分に堪能させてくれた彼ら。今回から名義を“Finn Brothers”へと変更したそうですが、その伸びやかなヴォーカルとメロディーが光る彼らのセンスは不変なままのはずなので、またしても我々を堪能させてくれる作品となりそう。また、旧知の仲であるチャド・ブレイクやミッドナイト・オイルのメンバーがゲスト参加していたり、ミッチェル・フルームらがプロデュースを手掛けていたりと、まるで久々の兄弟共演を祝福しているかのような豪華な制作陣にも注目です。リリースは現在までのところUSにて8月24日の予定。ポップ職人愛好家は必聴ですよ!
(01) WON'T GIVE IN
(02) NOTHING WRONG WITH YOU
(03) ANYTHING CAN HAPPEN
(04) LUCKIEST MAN ALIVE
(05) HOMESICK
(06) DISEMBODIED VOICES
(07) A LIFE BETWEEN US
(08) ALL GOD’S CHILDREN
(09) EDIBLE FLOWERS
(10) ALL THE COLOURS
(11) PART OF ME, PART OF YOU
(12) GENTLE HUM