日本では年末に聴くことが恒例となっている
ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調op.125、通称「第九」。シラーの詩『歓喜に寄す』を歌詞に用いた独唱・合唱の部分がとくに有名で、この交響曲を「合唱」あるいは「合唱つき」と呼ぶこともあります。そんな「第九」を2台ピアノで味わえるコンサート〈迫昭嘉の第九 vol.1〜年の瀬は2台ピアノによる“第九”を!〉が12月26日(土)東京 渋谷 Hakuju Hallで開催されます。
〈迫昭嘉の第九〉は、ピアニスト / 指揮者として活躍する
迫 昭嘉が2台ピアノの「第九」を軸に毎回ゲストを迎え、「第九」 + αの演奏を予定しているコンサート・シリーズです。シリーズ第1回目となる本公演では、
リスト編の「第九」および、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番が演奏予定とのこと。今回のゲストは佐々木 崇です。
12月といえば第九ですが、2台のピアノで第九を聴かれたことがありますか?
ピアノの名手であったフランツ・リスト編の第九は、オリジナルに負けない充実した内容を持っており、2人のピアニストによる丁々発止のやり取りなど聴きどころも満載で、演奏するたびに新しい発見があり飽きることがありません。
昨年12月にも演奏した際、思った以上にお客様の反響は大きく、これはオーケストラによる第九だけでなく、2台ピアノの第九を年末恒例にして皆様に楽しんでいただけないかと構想を練っていました。
この「迫昭嘉の第九」では、2台ピアノの第九を軸にこれから毎回ゲストをお迎えして第九+αの演奏をお届けする予定です。今回は同じくベートーヴェンから私のソロでピアノ・ソナタ作品109を演奏しますが、今後何が出てくるかはお楽しみに・・・
白寿ホールの質の良い、ホール一体となった響きで、オーケストラ、合唱とはまた違った年の瀬の2台ピアノによる第九 + αの演奏をご堪能ください。――迫 昭嘉
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迫昭嘉の第九 vol.1
年の瀬は2台ピアノによる“第九”を!www.hakujuhall.jp/schedule/index.php2015年12月26日(土)
東京 渋谷 Hakuju Hall
開演 15:00
[出演]
迫 昭嘉(p) / 佐々木 崇(p)
[曲目]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 op.109
ベートーヴェン / リスト編:2台ピアノによる交響曲第9番ニ短調 op.125
[チケット]
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700(10:00〜18:00 / 火〜土※祝日・休館日を除く)
オンラインチケット予約
www.hakujuhall.jp※出演者・曲目等が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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※未就学児の入場はご遠慮ください。