2015/07/29掲載(Last Update:15/07/30 14:21)
ナクソス・ジャパン株式会社が7月28日(火)、同社が運営する音楽配信サービス“ナクソス・ミュージック・ライブラリー”(以下NML)向けの新しいプレイヤーをリリースしました。HTML5と呼ばれる技術をベースに開発された新プレイヤーにより、PCのほか、スマートフォンやタブレット端末をはじめとするインターネットに接続されたあらゆる機器から同サービスを利用することができるようになりました。
NMLは、クラシック音楽を中心に扱うレコード・レーベル“ナクソス(Naxos)”の日本における拠点、ナクソス・ジャパン株式会社が運営する、インターネットを利用した定額制のストリーミング形式の音楽配信サービス。内容はクラシックにほぼ特化しており、ナクソスの自社音源をはじめ、大手メジャー・レーベルからアーティスト個人の運営するレーベルにいたるまで、150万曲を超える膨大なコンテンツが利用可能となっています。日本語版は2005年に開始され、定額制ストリーミングサービスの黎明期よりサービスを提供しています。
これまで、NMLの音源再生用のプレイヤーにはAdobe社のFlash Playerの技術が採用されていましたが、Flash Playerのインストールができないスマートフォンやタブレット端末の内蔵ブラウザからは利用ができず、それらの端末から同サービスを利用するためには専用のアプリをインストールする必要がありました。今回リリースされる新プレイヤーでは、アプリのインストール無しでも、スマートフォンやタブレット端末の内蔵ブラウザから直接同サービスを利用できるようになります。これにより、アプリ上では提供されていなかったPCサイト上の多彩な機能がスマートフォン、タブレット端末上からも利用可能となり、スマートフォンやタブレット端末上での使い勝手が大きく向上します。詳細は、NMLのwebサイト新着情報(
ml.naxos.jp/news/531)にてご確認いただけます。
なお、今回のリリースは個人・法人会員向けに特化したものですが、今後は図書館・教育機関向けのプランも策定の上、リリース予定とのことです。