名匠
ボブ・ジェームスと
ネイザン・イーストが、初のデュオ・アルバム『The New Cool』(写真)をリリース。ボーナス・トラックを追加収録、本人インタビューによる日本語ライナーノーツも同梱した
日本盤(YCCW-10264 2,500円 + 税)が世界に先駆け9月9日(水)、日本先行発売となります。
発売に先立ち、YouTubeではボブ・ジェームスとネイザン・イースト両名が登場するアルバムのトレーラー映像(youtu.be/FgEpeCcDtCE)および字幕付きのメイキング映像第1弾(youtu.be/LSQNGzosD0c)が公開されており、いち早く彼らの演奏を楽しむことができます。メイキング映像は今後も順次公開予定とのこと。
伝説的ピアニストであるボブ・ジェームスと、世界最高峰のベーシストと称されるネイザン・イースト。
フォープレイ(Fourplay)のメンバーとしても活躍する2人が制作した初のコラボレート作には、大胆で予測不能なオリジナル楽曲とスタンダード楽曲のカヴァーを収録。2人の知られざる引き出しに触れる内容となっています。
ナッシュビルのヤマハ・エンタテイメント・グループのスタジオでレコーディングされた同作は、2人のピアノとベースによる演奏が中心でありながら、オーケストラのバックアップが楽曲をドラマティックに演出。ゲスト・ヴォーカルとしてUSカントリー界を代表する
ヴィンス・ギルが参加し、艶やかな歌声を披露しているほか、パーカッショニストのラファエル・パディラ、ドラマーのスコット・ウィリアムソンなど、豪華ミュージシャンが各楽曲に彩を与えています。
昨年リリースしたソロ・デビュー作が〈グラミー賞〉にノミネートされ、フィーチャーされた
ダフト・パンク「Get Lucky」ではグラミー“作品賞”を受賞しているネイザン・イーストは、「何年にもわたってボブと2人でデュオとしての冒険を積み重ねてきたから、今回のプロジェクトには特別な感慨があるんだ。僕はずっとピアノとベースが共につくる音が好きで、
ビル・エヴァンス&
エディー・ゴメス、
キース・ジャレット&
チャーリー・ヘイデンのような偉大なデュオ作品に親しんできたんだ。『The New Cool』は僕たちの25年以上にわたる友情の記念碑でもある。ヤマハ・エンタテイメント・グループとプロデューサーのクリス・ジェロがこのコラボレーションを支え、しかもさらに上のレベルにまで引き上げてくれた」とコメント。
2度のグラミー受賞者であるボブ・ジェームスは、「25年以上にわたる彼とのライヴ・パフォーマンスを経て、私はネイザンとプレイすればするほど、彼とシンクロしてぴったり息があっていくのを感じるんだ。ドラムがあろうがなかろうがね。呼応するものがお互いの音しかなくて、音楽がすべてさらけ出されるとき、何か特別なことが起こるんだ」と語っています。
ボブ・ジェームスとネイザン・イーストの人は今夏、各ソロおよびフォープレイの一員として来日も決定しています。