10月に初のソロ・アルバム
『バラードが聴こえる』をリリースした
安岡 優と、今年でソロ・デビュー10周年を迎え、同じく10月にニュー・シングル
「Supernova duet with 三浦大知」発売した
黒沢 薫。
ゴスペラーズの両雄が、両リリースを記念して11月1日(日)、神奈川・ラゾーナ川崎 ルーファ広場グランドステージにてリリース・イベントを行いました。
安岡と黒沢の2人がラゾーナ川崎でリリース・イベントを開催するのは、ゴスペラーズとして行なわれた2012年以来約3年ぶりのこと。シングルのリード・トラックにフィーチャーされている
三浦大知も全国ツアー中の札幌から駆け付け、スペシャル・ゲストとして出演。デュエットのライヴ・パフォーマンスは初披露とあって、会場には3,000人もの観客が集まりました。
まず登場した安岡 優は「みなさんの力が必要です!カモン!」と1曲目の「Welcome to the brand new world」から会場を手拍子で盛り上げ、「元々、詩人が自分の語る物語をメロディにして歌にして届ける事で、より多くのみなさん、より心の奥底まで届ける演奏方法を指す言葉が“バラード”です。僕は20年間ゴスペラーズで沢山の歌詞を書かせて頂きました。そしてその、安岡 優が改めて一人で物語を歌にして届けたいと思い『バラードが聴こえる』というタイトルを付けさせて貰いました。今日は短い時間ですが、物語を歌にしてみなさんに届けたいと思います」とコメント。続いて「Luz」を熱唱しました。
続いて登場した黒沢 薫は新曲「横顔」からスタートし、「みなさん、お待ちかねですよね? では素晴らしいシンガーでアーティスト三浦大知!!」と三浦を呼び込み「Supernova duet with 三浦大知」を初パフォーマンス。間奏で黒沢が「大知!」と声を掛けると、三浦はキレのある圧巻のダンスを披露し、会場からは歓声が。後半は2人でフェイク合戦を繰り広げました。黒沢と宇佐美秀文が作曲したシングル「Keep It Goin' On」で黒沢と同じ2005年にソロ・デビューを果たしている三浦を黒沢は「優しい男なんですよ!」と紹介。「一緒に歌うって言うのが僕のテーマだったので、こんな沢山の人の前で歌えるなんて感無量です」と喜びを語りました。三浦は1人の女性を2人で取り合う内容となっている「Supernova duet with 三浦大知」について「自分もデビュー10年で、黒沢さんもソロ10年で。黒沢さんに僕のデビュー曲を手掛けて貰って、しかも今回粋な計らいをして頂いて、ソロデビュー曲と同じ制作チームで歌わせて頂いて。色々な意味でアニバーサリーで。でも10年経ってまさか黒沢さんと女性を取り合わせて頂くなんて思っていませんでした(笑)。デビュー・タイミングは17歳ぐらいだったので(笑)」と語り、笑いを誘いました。
最後に3,000人のファンと記念撮影が行われ、イベントは大盛況の内に終了。なお、黒沢は11月7日(土)より全国ツアー〈黒沢 薫 LIVE TOUR 2015 “LOVE LIVES”〜Casual Style〜〉を開催、安岡は宮城・北海道でのリリース記念イベントを控えています。