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〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016〉の開催日程が決定

2015/11/04 14:56掲載
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〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016〉の開催日程が決定
 ゴールデン・ウィーク期間中の東京・丸の内エリアの風物詩となっている音楽の一大イベントのひとつ、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。来年開催される〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016〉が、2016年5月3日(火・祝)〜5月5日(木・祝)に開催されることが決定しました。今回は初の試みとして日比谷野音も会場となります。

 12回目の開催となる2016年のテーマは“la nature(ナチュール)”(仮題)。フランス語で“自然”を意味し、いつの時代も作曲家を魅了してやまないその自然にオマージュを捧げるとのこと。ルネサンスやバロック時代における鳥のさえずりなどの描写的表現まで遡られる自然と音楽の関わりは、その後ヴィヴァルディの「四季」に代表されるように音楽的な深さを増していき、さらにロマン派の時代には自然が促す内省や瞑想から作曲家の内面を反映するようになりました。そして20世紀以降も、自然は音楽家に絶えずインスピレーションを与え続けています。今回の音楽祭は、時代による自然と音楽の関係の変遷や作曲家による自然観の違いを聴き比べられる貴重な機会となるでしょう。

 また、今回は初めての試みとして、日比谷野音も会場に。ロックやポップスで数々の名演を生んできた“野音”ですが、クラシックの公演は過去にもあまり例がなく、ラ・フォル・ジュルネの新たなチャレンジとなります。屋外の開放的な雰囲気、緑に囲まれた公園内というロケーションは、“ナチュール”ならではの特別な音楽体験を提供してくれることでしょう。

 そして音楽祭を彩るテーマ・ヴィジュアルは、2013年に公開された新海誠監督のアニメーション映画『言の葉の庭』で美術背景を担当した画家の四宮義俊によるもの。これはアーティスティック・ディレクターであるルネ・マルタンが『言の葉の庭』に感銘を受け、“ナチュール”のビジュアルを描いてほしいという希望で実現した、日本のラ・フォル・ジュルネのための特別ヴィジュアルです。

 そのほか詳細の公表は、2015年12月中旬が予定されています。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2016
テーマ: la nature(ナチュール)(仮題)


2016年5月3日(火・祝)〜5日(木・祝)
東京国際フォーラム / 日比谷野音(日比谷公園大音楽堂) / 大手町・丸の内・有楽町エリア
フレンズ先行チケット発売: 2016年2月中旬(予定)〜
チケット一般発売: 2016年3月中旬(予定)〜

公演数(予定): 約350公演(うち有料公演約130公演)

主催: 株式会社東京国際フォーラム
共催(予定): 東京都 / アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画制作: CREA / KAJIMOTO
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