まもなく発祥から100年を迎える大衆芸能“浅草オペラ”。SFや擬人化も盛り込み子供も大人も総立ちさせた、その一大エンタテインメントたる所以を知ることが出来る編集盤
『浅草オペラからお伽歌劇まで 〜和製オペレッタの黎明〜』と、浅草オペラから生まれた名シンガー・二村定一(写真)の足跡を辿るベストの復刻盤
『帰ってきた街のSOS! 二村定一コレクション1926-1934』の2タイトルが5月15日(日)に発売されます。
前者には、最初のお伽歌劇「ドンブラコ」、ヒット作「おてくさん」、名作オペレッタ「地獄祭り」、レコードになった「茶目子の一日」全4種など、浅草オペラのなんでもアリな世界観に触れることの出来る貴重な音源を収録。そして後者は、「禿オンパレード」「浅草おけさ」といった旧作で人気のテイクも完全リマスタリング&新監修で収められた、流行歌篇とジャズソング篇の豪華2枚組となっています。
また5月8日(日)には東京・両国 江戸東京博物館ホールで、上記2タイトルと、浅草オペラの研究の決定本『あゝ浅草オペラ 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』(2,500円 + 税 / 発行: えにし書房)の発売を記念したイベント〈春のぐらもくらぶ祭り2016『浅草オペラ100年と二村定一リスペクト・ショー』〉が開催決定。第1部では浅草オペラと二村定一の実像に迫る座談会を、第2部は二村定一を歌と映像とトークで辿ります。