ベルリン・フィルが擁するさまざまなアンサンサンブルのなかでも抜群の知名度と人気を誇るチェロ・アンサンブル“
ベルリンフィル12人のチェリストたち”がソニー・クラシカルに移籍し、第1弾アルバムにして、7月に控える来日を記念した
『リベルタンゴ&ブエノスアイレス午前零時〜タンゴ・アルバム』(SICC-30276 2,778円 + 税)を6月22日(水)にリリースします。同時に、それぞれ1992年と1994年にファンハウスより発売された名盤
『三枝成彰編曲による「哀しみのビートルズ」』(SICC-39007 2,000円 + 税)と
『泣きたいだけ泣いてごらん〜三枝成彰編曲による「日本の歌」』(SICC-39008 2,000円 + 税)も再発売。
『リベルタンゴ&ブエノスアイレス午前零時〜タンゴ・アルバム』は、2010年発売の
『ばら色の人生〜パリへのオマージュ〜』以来6年ぶりのアルバムで、“ベルリンフィル12人のチェリストたち”のソニー・クラシカルへの移籍第一弾となる最新録音。
ピアソラの「リベルタンゴ」「愛のデュオ」「現実との3分間」をはじめとする名曲をずらりと収録したタンゴ・アルバムです。1972年の結成以来40年以上の歴史を持つ彼らとしても、タンゴによるフル・アルバムは今回が初めてとなります。
“ベルリンフィル12人のチェリストたち”は、早くからタンゴの名曲でアルバムを制作する構想を持っており、2001年に初めてタンゴの編曲を試みました。しかしその時は満足いく結果にならず、それ以来このコンセプトを温め続け、15年がかりでようやく実現することに。メンバーのひとりが「ピアソラはタンゴによりみずからの世界を創造し、人としての情緒や想念をそこに表現した」と語るように、ピアソラをはじめとするタンゴの名曲にほれ込んだ“12人”の熱い共感が込められた、極め付きのタンゴ・アルバムの登場です。
7月の来日公演は4都市で開催され、7月7日(木)に控える福岡シンフォニーホール公演は、熊本地震によって被災者となった方々の救済と被災地の復興支援のための慈善演奏会〈熊本震災復興支援演奏会〉とすることを発表。本公演の収益の一部は地震災害救済のために寄付され、また当日会場内での募金活動等も予定されています。