日本を代表する打楽器奏者の上野信一が、世界初のジョリヴェ打楽器作品全集『セレモニアル〜ジョリヴェ: 打楽器作品集』（ALCD-7204 2,800円 + 税）を11月7日（月）にリリース。

　上野は国立音楽大学を首席で卒業後渡仏し、数々の国際コンクールで受賞を重ね、仏ストラスブール・フィルハーモニーオーケストラ打楽器奏者、フランス国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団首席打楽器・ティンパニ奏者を歴任した打楽器奏者。ソリストとしても多数の新作の世界初演・日本初演を行なうほか、国内外で活躍するトップ・プレイヤーから成るパーカッション・グループ“上野信一＆フォニックス・レフレクション”を主宰するなど、精力的に活動しています。

　本アルバムは、20世紀以降の打楽器音楽に多大な影響を与えたジョリヴェの打楽器作品群をまとめて一望できる、画期的なアルバム。また、ジョリヴェに多大な影響を与えたヴァレーズの打楽器作品の名作「イオニザシオン」をボーナス・トラックに収録し、20世紀における打楽器音楽の流れを提示しています。トランペットのアンドレ・アンリ（André Henry）、フルートの木ノ脇道元、ピアノの石井佑輔といった豪華な共演陣にも注目です。