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OCTAVEの人気真空管プリメインアンプがリファインされて新登場

2016/11/25 14:48掲載

　独「OCTAVE」が、同社真空管プリメインアンプシリーズの中でも人気の高い「V110」をSE化。「V110SE」（ラインモデル 1,100,000円 / フォノモデル 1,170,000円）にリファインして新発売。

　本機では、同社フラッグシップモデル「Jubilee Mono SE」「MRE220」と同様、広いダイナミックレンジを実現する独自開発の「ODT技術」を採用。優れたゲインとダンピングファクターの調整機能を備えた真空管プリメインアンプとなっています。出力管には新規開発されたKT120を搭載、徹底的なリニアリティと安定性を実現したほか、デバイスの制約を感じさせない高S/Nを併せて実現。真空管の寿命を大幅に伸ばすという電源投入保護回路の装備をはじめ、アンプ電源がオンの状態でも未使用時には熱と不要な消費電力を軽減する独自開発の省電力電子回路も搭載。高品位な音楽再生はもちろんのこと、現代に相応しい使い勝手の良さも盛り込まれています。なお、本機の発売に伴い旧モデル「V110」は生産終了。

■OCTAVE
「V110 SE」
真空管プリメインアンプ
ラインモデル 1,100,000円
フォノモデル 1,170,000円

［パワーアンプ部］
出力管: 標準KT120（KT100 / KT90 / 6550 / KT88 / EL34等 / 差し替え可）
出力: HIGH = 110W x 2（連続出力） / 130W x 2（最大出力） 4Ω / LOW = 70W x 2（連続出力） / 90W x 2（最大出力） 4Ω
周波数特性: 20Hz～70kHz（90W-1 / -3dB） / 5Hz～70kHz（10W-0 / -2dB）
高調波歪率: 0.1%（10W / 4Ω）
S/N比: -110dB/90W
推奨負荷インピーダンス: 3～16Ω
最低負荷インピーダンス: 2Ω
増幅度: LOW = 34dB / MED = 37dB / HIGH = 38dB
ダンピングファクター: LOW = 5 / MED = 7.2 / HIGH = 10

［プリアンプ部］
入力感度: 270mV（ラインレベル）
入力インピーダンス: 50kΩ（RCA） / 25kΩ（XLR）
チャンネルセパレーション: 55dB
クロストーク（入力端子間）: -105dB
出力インピーダンス: 240Ω（プリアウト）
入力管/ドライバー管: LOW = ECC82 x 1 / ECC81 x 2 / MED = ECC81 x 1 / ECC81 x 2 / HIGH = ECC83 x 1 / ECC81 x 2

入力端子: RCA x 6 / XLR x 1 / RCAフォノMC x 1（オプション）
出力端子: RCA x 2
スピーカー端子: バインディングポスト x 1ペア（4㎜バナナプラグ / Yラグ6㎜以上対応）
外形寸法: 451W x 179H x 415Dmm（ノブ・端子・グリル含む）
重量: 約23kg
仕上げ: シルバー / ブラック（アルミニウムアルマイト加工）
付属品: リモコン（ボリューム専用） / 電源ケーブル / 3mmドライバー / 真空管カバー脱着用六角レンチ / スペア出力管(1本) / 調整用入力管（2本）

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