2004/10/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
熱心なファンでも、まさか21世紀になって再結成されるなんて、予想だにしていなかったに違いない、
キース・エマーソンが
エマーソン、レイク&パーマー(以下、ELP)結成以前に在籍していたバンド、
ナイス。2002年に行なわれたツアーのために“キース・エマーソン&ザ・ナイス”として再結成され、昨年には、グラスゴーでの記念すべき再結成ライヴがライヴ・アルバム
『VIVACITAS~LIVE AT GLASGOW 2002』(写真)として発売に。エマーソンの健在ぶりが強くアピールされた内容にファンを喜ばした、その同ライヴ・アルバムが価格を大幅に下げて再発されることに。
同ライヴ盤はCD3枚組として発売されたもので、ディスク1には、久しぶりの共演とは思えないほどのしっかりとした演奏となった再結成ライヴを、ディスク2には、同公演でのエマーソンとサポート・メンバーによるライヴを、ディスク3には、メンバーへのインタビューがそれぞれ収録されています。とくに注目なのは、ELPとエマーソンのソロ時代の楽曲を中心にしたディスク2で、ELPの代表作『タルカス』を全編インストゥルメンタルで演奏。ギターとキーボードの戦慄を覚えるような掛け合いは、ひとつの頂点に達したとも言える出来です。
日本盤が\4,095(税込)となっているように、オリジナル盤はそれなりの価格がしましたが、今回発売される
再発盤は\2,000円代とかなりお買い得な価格設定となっていますので、まだ未購入であった方はこれを機にどうぞ! 発売はUSにて11月9日を予定しています。
●ディスク1:
(01) アメリカ~ロンド
(02) リトル・アラベラ
(03) シー・ビロングス・トゥ・ミー
(04) ユージンの叫び
(05) 夢を追って
(06) カントリー・パイ
(07) 間奏曲「カレリア組曲」より
●ディスク2:
(01) ブレイド・オブ・グラス
(02) ケイジャン・アレイ
(03) タルカス(インストゥルメンタル)
(04) ホウダウン
(05) 庶民のファンファーレ
(06) ホンキー・トンク・トレイン・ブルース
●ディスク3:
インタビュー・ウィズ・クリス・ウェルチ