平日の午後に本格的なコンサートを楽しむ“浜離宮アフタヌーンコンサート”シリーズで、オリジナル楽器を用いて
ブラームスの室内楽を演奏する公演〈浜離宮アフタヌーンコンサート 佐藤俊介(ヴァイオリン)×鈴木秀美(チェロ)×スーアン・チャイ(フォルテピアノ)〉が6月30日(金)東京・築地 浜離宮朝日ホールで開催。
本公演は、オール・ブラームス・プログラム。ヴァイオリン・ソナタ第2番やチェロ・ソナタ第1番、ハンガリー舞曲からの抜粋(ヴァイオリン&フォルテピアノ)や、ピアノ三重奏曲第3番といった名曲の数々が、ブラームスが使用したものと同モデルのピアノを含むオリジナル楽器で奏でられます。演奏は、バロックとモダンを自在に行き来し、世界最高峰の古楽演奏団体オランダ・バッハ協会の次期音楽監督に就任することが発表されたばかりのヴァイオリニスト
佐藤俊介と、オリジナル楽器を用いたチェリスト / 指揮者、“オーケストラ・リベラ・クラシカ”の主宰者として活躍する
鈴木秀美、ピアノとヒストリカル・ピアノの双方で高い評価を受けているスーアン・チャイ。
佐藤は本公演について、「ブラームスの時代のピアノや弦楽器も、現代のものと比べて異なる部分がたくさんあり、聞きなじみのある作品もあらためてお楽しみいただけるコンサートになるのではないかと思います」と語っています。