2004/11/01掲載(Last Update:08/03/31 17:40)
60年代後半、日本版ビートルズを数多く生み出したといえるグループ・サウンズ(GS)が沈静して以降、70年代に入ると、日本のポピュラー・ミュージック界はフォーク、ニュー・ミュージックといわれる音楽が主流となったと言われますが、その影では、激動していた当時のアメリカ、イギリスのロックと歩調を合わせ、今に通じるほどの強烈な個性とサウンドを残した“ニュー・ロック”といえる先達が数多く活躍していました。そのことをあらためて教えてくれるコンピレーション
『極東ニューロックコレクション“70s LEGEND”』(TOCT-25555 \2,000(税込))が12月8日に登場!
収録予定曲は、映画公開が間近に迫る
ゴールデン・カップスによる、日本初のガレージ・ロック・ナンバーといえそうな「Hey Joe」をはじめ、お囃子とレッド・ツェッペリンのハード・ロックが合体したような
モップスの「御意見無用」(写真はモップス70年の作品
『御意見無用(いいじゃないか)』)、
RCサクセションのソウルフルな名曲「スロー・バラード」などなど、J-POPに馴れた耳で聴いても新鮮な名曲揃い。ちなみに監修は、裏名曲を集めた通向けのコンピ盤『男 宇宙』を手がけたほか、CDジャーナル本誌でもおなじみの湯浅学氏。収録予定曲は以下の通りです。
『極東ニューロックコレクション“70s LEGEND”』
(01)Hey Joe(The Golden Cups)
(02)Back In The U.S.S.R.(Power House)
(03)御意見無用(いいじゃないか)(Mops)
(04)Love In Flora(Rouge)
(05)Automatic Pilot(Vodka Collins)
(06)銃をとれ!〜マラブンタ・バレー〜
(07)Spinning Toe-Hold(Creation)
(08)タイムマシンにおねがい(Sadistic Mika Band)
(09)Beautiful Morning(East)
(10)君の瞳をみつめて(The Happenings Four)
(11)空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ(四人囃子)
(12)Smokey(Char)
(13)外道(外道)
(14)スロー・バラード(The RC Succession)