スプラッター・ホラー『バッド・テイスト』で監督としてのキャリアをスタートさせ『ロード・オブ・ザ・リング』3部作などのヒット作を手がけたピーター・ジャクソンが製作、脚本を務める映画「モータル・エンジン」が2019年に全国ロードショー決定。併せて特報映像が公開されています。

　イギリスの作家、フィリップ・リーブのSFファンタジー小説「移動都市」を映画化する「モータル・エンジン」は、人々が地上を這う巨大な“移動型都市”に住み、ほかの都市を喰うことによって資源を奪いながら生活をする世界を舞台に、とある目的を果たすために、移動都市ロンドンに潜入した少女“ヘスター”と強欲な主導者たちとの戦いを描いています。

　監督を務めたのは、ピーター・ジャクソンが2005年に発表した『キング・コング』で、第78回〈アカデミー賞〉視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバース。主人公のヘスターを、『アンナ・カレーニナ』でハリウッド進出を果たしたヘラ・ヒルマーが、ヘスターとともに、戦いに身を投じる青年“トム”をロバート・シーハンが演じているほか、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・ラングらが脇を固めています。

　公開された特報映像には移動都市ロンドンが、小都市を丸飲みするかのように取り込んでいく様子が収められています。