小籔千豊、
くっきー(
野性爆弾)、
中嶋イッキュウ(
tricot)、
新垣 隆、
川谷絵音という異ジャンル混合メンバーで結成され、今年3月に発表した川谷作詞・作曲のデビュー曲「
片目で異常に恋してる」が好評を博しているバンド“ジェニーハイ”が、結成当初から目標のひとつとして掲げていた“夏フェスへの出演”を達成。7月14日に北海道・岩見沢で開催された〈
JOIN ALIVE 2018〉に出演し、会場を盛り上げました。
なおジェニーハイは、公演中にミニ・アルバムのリリースを発表。「
片目で異常に恋してる」に加え、ライヴでも披露された新曲も収められる同作は、今秋の発売が予定されています。
[オフィシャル・レポート]
小籔千豊、くっきー(野性爆弾)、中嶋イッキュウ(tricot)、新垣 隆、川谷絵音から成る超個性的バンド “ジェニーハイ”。デビュー曲「片目で異常に恋してる」(作詞作曲 / 川谷絵音)は、主要配信チャートにて軒並みTOP10入りを果たし、配信開始と同時に公開されたミュージックビデオは、YouTubeの急上昇ランキング1位を獲得すると、あっという間に100万再生を突破、現在では700万再生まで再生数が伸びており、このバンドに対する注目度の高さが伺いしれる。そのジェニーハイであるが、結成時に掲げたバンドの目標である「夏フェスへの出演」を遂に果たした。
その舞台は北海道、今年で9回目の開催となるJOIN ALIVE 2018のステージである。開場前よりジェニーハイの物販コーナーには、長蛇の列。LIVE出番前に会場内でラジオの公開収録へメンバー全員が訪れると、あれよあれよと言う間にオーディエンスが集まり、初めてのフェスで早くも規格外の注目度を誇っていた。いよいよLIVEの時間が迫りだし、ステージ上で転換が始まる頃、舞台となるFUTURE FLOWERSステージには大勢のオーディエンスが集まり、瞬く間に入場制限がかかり、エリア内は満員御礼状態、柵の外からステージを見守る人々も大勢いた。エリア内・エリア外含め、10000人ほどの観衆の中、いよいよジェニーハイのLIVEが幕を開けた。
打ち込みのキック、シンセ音が鳴り出すと川谷絵音(プロデュース&ギター)がステージに登場。するとハンドマイクでRAPを披露。思わぬスタートに驚きを覚えながらもオーディエンスの大歓声が鳴り響く。そして次に登場したのは新垣 隆(キーボード)。なんと新垣 隆も16小節のRAPを披露。
既にジェニーハイの世界観で染まった会場一帯、次に現れたのは野性爆弾のくっきー(ベース)。また何とも超個性的なRAPで会場を沸かす。そしてイッキュウ(ボーカル&ギター)も軽やかに愛嬌のあるRAPを披露。最後に登場したのは小籔千豊。タイトな16小節のRAPを見事に歌い上げると5人が勢揃いし、「俺らがジェニーハイだ!」と決めセリフを告げる。その瞬間、揺れんばかりの歓声が鳴り響いた。
そこからも畳みかけるように初披露となる新曲を4曲披露。ジェニーハイらしいPOPで軽快な楽曲からミドルテンポでメンバーそれぞれのソロ演奏パートがある楽曲、更にはバラード、とデビューしたばかりとは思えぬ多彩さを魅せつけた。流石、川谷絵音と感嘆するばかりである。
計5曲を披露し、MCに入るとこの日、BSスカパー!「BAZOOKA!!!」の収録で現地に帯同していたお笑いコンビ千鳥の二人がステージ上へ登場。「メンバーに重大な報告がある!」と前置きの後に、千鳥の2人からジェニーハイメンバーへ「今秋にミニアルバムを発売!」という重大発表が告げられた。鮮烈のデビュー曲「片目で異常に恋してる」、そして新たに披露された新曲、これらをひっさげてのリリースになるのであれば、間違いなく唯一無二な、そしてクオリティも申し分のないミニアルバムになるであろう。詳細は後日発表になるとのことなので、続報を楽しみに待とう。
重大発表も行われたMCを終えると、いよいよあの曲である。ジェニーハイのデビュー曲「片目で異常に恋してる」。この場所に集まった大勢のオーディエンスも聴き込んでいるであろうこの楽曲。ラストの曲に相応しく、大きな盛り上がりを見せ、ジェニーハイの初フェス出演、初フェスLIVEは幕を閉じた。最後に大観衆の客席をバックに記念写真を撮影。2018年7月14日、超個性派バンド、ジェニーハイの新たな歴史が大きく刻まれた。
7月29日には山口県で開催されるWILD BUNCH FEST.2018にも出演するジェニーハイ。この日のLIVEも要注目である。