ブリティッシュ・カウンシルと駐日英国大使館が日本で展開する事業“日英交流年 UK in Japan 2019-20”の一環として、BBC Proms JAPAN 2019 実行委員会により〈大和証券グループ presents BBC Proms JAPAN 2019〉が2019年10月30日(水)から11月4日(月・振休)にかけて東京と大阪の2都市で開催されます。3月19日(火)には東京の駐日英国大使館で開催記者発表が行なわれ、ポール・マデン駐日英国大使とBBCラジオ3 / BBCプロムス / BBCパフォーミング・グループス最高責任者のアラン・デイヴィー、BBC Proms JAPAN 2019 PRアンバサダーを務める葉加瀬太郎らが公演の見どころや意気込みを語りました。
本国の〈BBC Proms〉の理念を踏襲した〈BBC Proms JAPAN 2019〉の主軸となるクラシック・コンサートでは、高いレベルの演奏に定評のあるBBCスコティッシュ交響楽団が、同楽団首席指揮者であり、意欲的なプログラミングに定評のあるデンマーク出身の巨匠トーマス・ダウスゴー(Thomas Dausgaard)に率いられ初来日。またソリストとして、2010年の〈ショパン国際ピアノ・コンクール〉覇者であるピアニストのユリアンナ・アヴデーエワ(Yulianna Avdeeva)や、11歳で〈ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール〉、17歳で〈エリザベート王妃国際コンクール〉で優勝して以来、世界で活躍するロシアのヴァイオリニストであるワディム・レーピン(Vadim Repin)、〈ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール〉最年少優勝に加え、大河ドラマ『真田丸』テーマ曲の演奏でもおなじみの俊英ヴァイオリニストの三浦文彰、〈ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール〉で日本人初優勝を飾り、メディアにも多く出演するチェリストの宮田 大が出演します。
ジャズ・コンサートである“Prom3(プロム3) / JAZZ from America(ジャズ・フロム・アメリカ)”には、ギタリストのリー・リトナー(Lee Ritenour)と作・編曲家、ピアニストのデイヴ・グルーシン(Dave Grusin)という 2人のグラミー受賞者が世界屈指のスター・プレイヤーたちを束ねて結成するドリームバンドが登場。日本を代表する次世代のジャズ作・編曲家、挾間美帆が率いる自身のユニット“m_unit”も出演します。
注目の最終夜“Prom6(プロム6) / Last Night of the Proms(ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス)”では、本公演のPRアンバサダーを務める葉加瀬太郎が自身の楽曲をオーケストラとともに演奏。さらに日本で最も有名なオペラ歌手のひとりである森 麻季や、弱冠20歳で本国の〈BBC Proms〉の最終夜へソリストとして出演した初来日のアルトサクソフォン奏者ジェス・ギラム(Jess Gillam)、そしてレーピンも出演する、豪華な一夜となります。〈BBC Proms〉でおなじみの「威風堂々」を会場全体で合唱する演出も予定されています。
〈BBC Proms JAPAN 2019〉を身近に楽しむために、渋谷の街頭では無料コンサート“Proms Plus Outdoor Concerts”も開催。クラシックやジャズ、ミュージカルの有名曲からオリジナル楽曲、スコットランドの音楽まで、数々のアーティストが上質な音楽と演奏を披露します。