2005/02/18掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
デビュー30周年を記念した初のカヴァー集
『フィードバック』リリースも記憶に新しいカナダの国民的バンド、
ラッシュ。その彼らのトリビュート・アルバムが来月3月に一挙2作品リリースされることに!
まず3月15日(US)には、USレーベル“
Magna Carta”から、アルバム
『Subdivisions』がリリースされる予定。同レーベルからは96年にも、
セバスチャン・バック(
スキッド・ロウ)、
ビリー・シーン、
エリック・マーティンらが参加したラッシュのトリビュート・アルバム
『ワーキング・マン』が発表されたことがありましたが、本作はその同レーベル主宰のラッシュ・トリビュート盤第2弾作品となるもの。アルバムには、初期ラッシュの作品にプロデューサーとして参加していたテリー・ブラウンがpre-mixとしてクレジットされ、またジャケット・アートワークには本家ラッシュも手掛けるHugh Symeを起用。参加ミュージシャンは、セバスチャン・バック、
キップ・ウィンガー(
ウィンガー)、Jeff Stinco(
シンプル・プラン)、ヴィニー・ムーア、Andreas Kisser(
セパルトゥラ)、ジェイニー・レイン(
ウォレント)、Mike Mangini(
スティーヴ・ヴァイ・バンド)、Stu Hamm(スティーヴ・ヴァイ・バンド)など。なかなか面白出来となっていますので、ファンはご注目を!
またこれに先駆けて3月8日(US)には、ラッシュの代表作『西暦2112年(原題:2112)』(写真)を丸ごとクラシック・アレンジを施したトリビュート・アルバム
『The String Quartet Tribute To Rush's 2112』もリリースされる予定。リリース元の
Vitamin Recordsはこのクラシック・アレンジ集のリリース元として有名なところで、当欄でも
以前に
ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのクラシック・アレンジ集をご紹介したことがあり。オリジナルが壮大な原野を彷彿とさせるスケールの大きな音空間を持っている作品なだけにクラシック・アレンジも合うのかも? こちらも熱心なファンなら押させておかねば!
●『Subdivisions』
(01) Distant Early Warning
(02) Lakeside Park
(03) Limelight
(04) Subdivisions
(05) Different Strings
(06) Tom Sawyer
(07) Bastille Day
(08) A Farewell To Kings
(09) The Spirit Of Radio
(10) Didacts and Narpets
(11) 2112 Overture/The Temples Of Syrinx
●『The String Quartet Tribute To Rush's 2112』
(01) 2112 Overture
(02) Temples Of Syrinx, The
(03) Discovery
(04) Presentation
(05) Oracle: The Dream
(06) Soliloquy
(07) Grand Finale
(08) Passage To Bangkok, A
(09) Twilight Zone, The
(10) Lessons
(11) Tears
(12) Something For Nothing