2005/02/22掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
オリジナル・アナログLPのアートワークを忠実に再現した良質な作品がここ数年増え、音楽ファンのあいだに定着した感が強い“紙ジャケ”こと紙ジャケット仕様盤。当欄でもこれまで数多くの作品を紹介してきましたが、その紙ジャケの意味を、販売・ユーザー・制作者のそれぞれの立場を通してもう一度考える「紙ジャケ座談会」が先月1月18日に開催されました。
当日は、雑誌
《ストレンジ・デイズ》の編集長であり、また“ストレンジデイズ・プレゼンツ〜”として数多くの作品を紙ジャケ化してきた岩本晃市郎氏が制作者の立場として、
HMVジャパンの早矢仕祐介氏、
タワーレコードの小川洋之氏、
ディスクユニオンの猪狩久晴氏が販売店の立場として、
日本体育大学の紙ジャケユーザー荒木達雄氏が一般ユーザーの立場として、それぞれ参加(司会は弊社雑誌
《CDジャーナル》の編集長・藤本国彦)。「紙ジャケはなぜ生まれたのか?」「紙ジャケを取り巻く現在の状況は?」「紙ジャケの魅力とは?」「制作者側としてどこに力点を置いているか?」「各メーカーの売れた商品はどれか? 客層は?」「今後紙ジャケはどうなっていくのか?」など、紙ジャケの過去・現在・未来をそれぞれの立場から熱く語っています(写真は“あっという間に売れた”と紹介された
ジェスロ・タル『スタンド・アップ』)。紙ジャケ・ファンなら必見といえる、この「紙ジャケ座談会」。今なら、特設サイト“
だから紙ジャケは面白い!”にて当日の模様が公開されていますので、気になるアナタを是非とも訪れてみてください!