ブラーのデーモン・アルバーンと、『タンク・ガール』で知られるアニメーション作家ジェイミー・ヒューレットの2人の仕掛け人が、奇才プロデューサー、ダン・ジ・オートメーターと組んで2001年に発表したデビュー作『GORILLAZ』(写真)が、こういったバンドには敏感な日本やヨーロッパだけでなく、アメリカでもヒットを記録をするなど、世界的な人気を獲得したヴァーチャル・バンド、ゴリラズ（GORILLAZ）。

　当初は1回きりのプロジェクトかと思われていましたが、ダン・ジ・オートメーターの代わりに、ビートルズの通称“ホワイト・アルバム”と呼ばれる『ザ・ビートルズ』の音をサンプリングしたトラックに、ジェイ・Zの『ザ・ブラック・アルバム』のアカペラをのせたマッシュアップ・アルバム『グレイ・アルバム』を発表して話題を集めたデンジャー・マウスをプロデューサーに起用し、昨年よりニュー・アルバムの制作に着手。当初は今年3月にリリースが予定されていましたが、少しだけ延期され、5月にリリースされる予定。デビュー作にはチボ・マットの羽鳥美保が隠れゲストとして参加していましたが、新作にはデ・ラ・ソウル、ネナ・チェリーが参加しているのでは？ との噂があり。ニュー・アルバム『Demon Days』は、USにて5月3日にリリースが予定されています。

　また日本ではアルバムに先駆けて日本独自企画盤『タイトル未定』(TOCP-61100 \1,500(税込))が4月27日にリリースされる予定。まだ内容は不明ですが、新曲とレア・トラックを収録した内容となる予定。なお、UKでは1stシングルとして「Feel Good Inc」が5月9日にリリースされる模様です。詳細は続報をお待ちください。