国際的に活躍するマリンバ奏者の
小森邦彦が20年ぶりに来日する世界的打楽器合奏団“
ストラスブール パーカッション グループ(PdS)”と共演し、現代音楽の最先端を届けるコンサート〈小森邦彦&ストラスブール パーカッション グループ2020〉が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け10月9日(金)に延期されます。会場は愛知・長久手市文化の家 風のホールとなり、チケットは7月11日(土)より再販売されます。
小森は、国内外の音楽祭に多数招かれ、ソロや室内楽、協奏曲の演奏を行ない、マリンバ音楽の先駆者の一人として国際的に注目されているマリンバ奏者。1962年に結成されたPdSは、
ブーレーズや
シュトックハウゼンら20世紀を代表する作曲家たちが彼らのために作品を書いた、世界的な打楽器合奏団です。幾度かのメンバー・チェンジを経て、今回の第三世代メンバーによるトリオ編成では初来日となります。
本公演は、小森のソロ、PdS、そして両者による共演の3部構成というプログラム。小森は委嘱初演した
細川俊夫の作品などを、PdSは
武満 徹の名作や委嘱新作を演奏します。また、小森とPdSによる共演では、日本で注目を集める気鋭の作曲家、坂田直樹に委嘱した世界初演曲「木の中の森」をメインに多数のオリジナル作品を披露します。