“冷戦期最大の謎のひとつ”(米ワシントン・ポスト紙)とされる、1961年国連チャーター機墜落事故の真相に迫る衝撃の問題作「誰がハマーショルドを殺したか」が、7月18日(土)より東京・渋谷 シアター・イメージフォーラムほかにて全国順次ロードショー。公開に先駆け、場面写真と予告編が公開されています。
本作は、今もなお暗殺説が囁かれる第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルドの謎の事故死にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーが迫ったドキュメンタリー。〈第35回サンダンス映画祭〉ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞、世界78もの映画祭で上映され、各地で議論を巻き起こした本作は、「Hollywoodnews.com」が選ぶ“2019年ベストドキュメンタリー”で2位を獲得。2019年映画祭での上映時には日本でも読売新聞ほか、いくつかの新聞で「新証言により長年のハマーショルド事件の謎が解明した」というニュースが流れた話題作となっています。
公開されている予告編は、1961年9月、チャーター機墜落事故により国連事務総長ダグ・ハマーショルドが事故死したことを伝える、当時のモノクロ映像から始まります。その後、映像は現代に切り替わり「この事件を突き止めたい」と語る、本作の監督マッツ・ブリュガーが登場。彼は即座に真相解明へ乗り出すも、あと一歩のところで難航、調査中止の危機に。しかしその時、彼のもとに飛び込んできた1つの情報の影響で、いつしかブリュガー監督は謎の組織“サイマー”の調査に没頭していきます。予告映像の後半には“サイマー”を調査する上で出てきた「未公開情報」「極秘文書」「傭兵組織」「南アフリカ海洋研究所」「秘密結社」「ウイルス兵器」「アパルトヘイト」「白い服」といった怪しげなワードの数々が画面いっぱいに映し出されます。“サイマー”とは何なのか。“サイマー”とハマーショルド事故死の謎の関係は? ドキュメンタリー作品でありながら、思いもよらぬ方向へと話が進むミステリー映画のような予告編となっています。
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