2005/05/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
毎年1人選出されるアーティストがディレクターとしてフェスの内容そのものを決定し、様々なジャンルの音楽、映画、ダンスなどを2週間にわたって紹介していく、英ロンドンのフェスティバル“MELTDOWN”。2001年の
ロバート・ワイアット、2002年の
デヴィッド・ボウイなどに続き、
昨年には
モリッシーがディレクターを務め、あの
ニューヨーク・ドールズを再結成させたことでも話題となりましたが、今年は最新作
『トランピン』も記憶に新しい
パティ・スミスがディレクターを担当! 彼女がセレクトしたアーティストたちが6月11日から26日にかけて、英ロンドンに集結します!
今年の見どころは、パティ・スミスが
ジョン・ケイル(元
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)らをゲストに迎えて、75年発表のデビュー作
『ホーセス』(写真)を再演するステージ、そして、パティ・スミス、ケヴィン・シールズ(
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)、
キャット・パワーが共演するステージ。これを逃したらもう二度と観れない、そんな貴重な瞬間となりそうなだけに、これはぜひとも観ておきたいはず。とくに、
プライマル・スクリーム絡みでないステージに久々に立つケヴィン・シールズは、今では貴重中の貴重なだけに、マイブラ・ファンも旅立ってみてはいかがでしょうか?
なお、同フェスには他にも、
ヨーコ・オノ、
ベス・オートン、
シニード・オコナー、
クリスティン・ハーシュ(
スローイング・ミュージズ)、
ビリー・ブラッグ、
ジェフ・ベック、
ジョン・フルシアンテ (
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)なども出演する予定です。
≪6月17日≫
・Yoko Ono (Queen Elizabeth Hall)
・Rachid Taha + special guest Patti Smith (Royal Festival Hall)
≪6月18日≫
・「Songs Of Innocence, Protest Songs and Lullabies」
featuring Patti Smith, Beth Orton, Sinead O’Connor, Kristin Hersh plus special guests (Royal Festival Hall)
・Billy Bragg (Queen Elizabeth Hall)
≪6月19日≫
・Steve Earle and Patti Smith (Royal Festival Hall)
≪6月22日≫
・「The Coral Sea」 Patti Smith Music:
Patti Smith, Kevin Shields, Cat Power (Queen Elizabeth Hall)
≪6月23日≫
・A homage to Bertolt Brecht
featuring Patti Smith, Antony, Dresdon Dolls, Marc Almond, Neil Finn, Tim Finn, London Sinfonietta and more (Royal Festival Hall)
≪6月24日≫
・Antony And The Johnsons (Queen Elizabeth Hall)
≪6月25日≫
・Patti Smith performs 『Horses』
with special guest John Cale (Royal Festival Hall)
≪6月26日≫
・『Songs Of Experience』
Featuring Patti Smith, Jeff Beck, Flea, John Frusciante and special guests