坂本龍一『
async』にコーラス参加した京都を拠点に活動するシンガー・ソングライターのLUCAと、
haruka nakamuraによるコラボレーション・プロジェクト“arca”が1stアルバム『世界』(CD AMIP-0222 2,480円 + 税)を10月30日(金)に発表します。また、LP(LP AMIP-0231 4,800円 + 税)も12月4日(金)に発売されます。
シンガポールのレーベル「KITCHEN. LABEL」よりリリースされるこのアルバムは、haruka nakamuraの長年のコラボレーターでもある
田辺 玄により、田辺が主宰する山梨のStudio Camel Houseにて録音。LUCAの歌詞と優しい歌声、haruka nakamuraのピアノやアコースティック・ギターによる飾り気のない親密な雰囲気のフォーク・サウンドに、今回初めてharuka nakamuraがヴォーカルをとり、LUCAの歌声にハーモニーを重ねています。
旅立ちと新たな始まりをテーマにしたオープニング曲「船出」、
nujabesが生前にharuka nakamuraに託した8小節のトラックを本作のために再アレンジした「SUN DANCE」、太陽の光に満ちた空のイメージの冒頭から始まり、
ヴァシュティ・バニヤンや
カレン・ダルトンらの儚く美しいフォークを静かに受け継いだような「Astraia」や「八星」などを収録(「八星」はコンピレーション『stardust album』収録曲とは別アレンジ)。中盤の「STARDUST」「LUNE」では、浮遊感あふれる幻想的なアンビエントサウンドで宇宙の領域へ誘い、世界の神秘や畏敬の念をメロディに込めた「夢」と「世界」がアルバムの最後を飾ります。