2019年に活動をスタートさせ注目を集める“多重録音 / 打ち込み音楽家”浦上想起が、自身初の作品集となるミニ・アルバム『音楽と密談』を10月23日(金)に配信リリースすることが決定。ジャケット写真が公開されています。
2019年、ひっそりとSNSにアップした楽曲が著名ミュージシャンから称賛を受けるなど、それまで無名の存在ながら一躍知名度を高めた多重録音 / 打ち込み音楽家・浦上想起。その後、楽曲制作と並行してライヴ活動もスタートさせ着実に音楽家としての歩みを進めてきた彼が、自身初となるミニ・アルバム『音楽と密談』を配信リリースすることがSNS上の動画で発表されました。
これまで単曲のみのリリースを続けてきた浦上想起。楽曲を聴いたリスナーから「映画のような」と評されることもある独自の世界観を持つアーティストだけに、彼の手によって並べられた楽曲を全編通して聴くことができる作品集のリリースは、待ち焦がれた人も多いはず。現状で公開されているのは不思議な雰囲気が漂うジャケットのみで、作品の内容に関しては一切語られていません。
発表に際し、浦上想起は「この作品を聴くことで“自由な刺激”を得ていただけたら」とメッセージを寄せています。
[コメント]初めてのまとまった作品集を発表できて非常にうれしく思います。あくまで“ポップソング”という枠組みを意識しながらも、楽器を奔放に振り回し跳ね回ることはできた気がするし、とはいえ「密談」のコンセプトの中で、数多の空想を円い形に収められた感じもします。
図らずもこのような時世の中で、音楽や文化・芸術の持つ意義を問うていきたいという気持は変わらずあります。拙作を耳にしていただくことで、何らかの自由な刺激を得ていただけたらとても幸いです。次作ではさらに発展的に暴れたいです。――浦上想起
■2020年10月23日(金)配信開始
浦上想起
『音楽と密談』