ウォルト・ディズニー・ジャパンが、2017年の初演からいまも愛され続ける大ヒット・ミュージカル〈Everybody’s Talking About Jamie〉を映画化、邦題「ジェイミー！」として2021年に日本公開することが決定しています。

　映画のベースとなったミュージカル〈Everybody’s Talking About Jamie〉は、2017年11月、イギリスのシェフィールドで初演されて以降、絶賛の声を受けてウエスト・エンドでの上演がスタート。初演から3年以上が経った今もなお、上演され続ける大ヒット・ミュージカルです。

　物語は、BBCが制作したドキュメンタリー「Jamie：Drag Queen at 16」からインスパイアを受けて制作された実話がベースになっており、2018年、英国で最も権威のある演劇賞と言われる〈ローレンス・オリヴィエ賞〉の5部門にノミネート。〈ワッツ・オン・ステージ・アワード〉では3部門の受賞を果たすなど、演劇界における様々な賞に輝き、ウエスト・エンド発祥のミュージカルとして名高い〈オペラ座の怪人〉、〈ミス・サイゴン〉、〈キャッツ〉に続く、新たな代表作として世界中から愛されています。

　主人公はドラァグ・クイーンに憧れる16歳の高校生、ジェイミー・ニュー。母親から真っ赤なヒールをプレゼントされた事を機に、高校のプロムにドラァグ・クイーンとして出席する夢を抱きはじめるも、学校や教師からの猛反対を受けてしまいます。マイノリティに理解のない学校や教師からの心ない言葉、ジェイミーの事を理解できない父親との確執など、多くの困難を乗り越えながら、それでもなお、自分らしくあろうとするジェイミー・ニューの姿に勇気と感動、そして幸せをもらえる、最高にハッピーなポップ・ミュージカルとして描かれます。

　本作の主人公、ジェイミー・ニューを演じるのは、5000人のオーディションから選ばれたマックス・ハーウッド。これまで映画への出演歴はなく、本作で本格的なデビューを飾ります。また、舞台版で演出を務めたジョナサン・バターレルが映画版でも監督を続投します。全米公開は2021年2月26日（金）予定、日本公開日は決定次第発表となります。

© 2020 20th Century Studios. All rights reserved.