伯爵の召使いフィガロと恋人スザンナの結婚をめぐる一日の騒動が描かれた
モーツァルトの不朽の名作『フィガロの結婚』が、2021年2月7日(日)から2月14日(日)まで東京・新国立劇場 オペラパレスにて上演されます。
演出は現代最高のオペラ演出家アンドレアス・ホモキ。モノトーンの舞台を登場人物が縦横無尽に動き回り、徐々に社会的秩序が取り払われて、ピュアな人間性が生き生きと描き出されます。
ヴィート・プリアンテ(アルマヴィーヴァ伯爵役)、セレーナ・ガンベローニ(伯爵夫人役)、フィリッポ・モラーチェ(フィガロ役)といった世界的なモーツァルト歌いを招くほか、『紫苑物語』で定評ある可憐な美声と感情表現で難役をこなした臼木あい(スザンナ役)、ロッシーニやモーツァルトでイタリアの歌劇場の主役級に出演を重ね、『ドン・ジョヴァンニ』でも卓越した声楽表現と闊達な演技で観客を魅了した脇園彩(ケルビーノ役)らが出演。演奏は
沼尻竜典指揮
東京交響楽団と
新国立劇場合唱団です。