アコースティック・ロック・ユニット“
garden of soul”が、2ndアルバム『
エレキ大作戦』を1月23日にリリースしています。
赤松“Punky”剛(1980年から90年代に大阪を拠点に活動していたハード・ロック・バンド、Belladonnaに在籍)は、2000年前後から自作曲のDAWによる録音に目覚め宅録活動にのめり込み出していました。楽曲の具現化と自身のオタク化が進むにつれ「ボチボチLiveでも」といった露出願望と「このまま人前で演奏出来なくなるのでは?」といった危機感と社会復帰願望が芽生え、敢えて多重録音生活から逆行するようなシンプルな編成で「メロディ」「ハーモニー」を重視した所謂“歌モノ”のアコースティック・ロック・ユニット“garden of soul”を結成することに。
2008年に、旧知の二井原教仁(
LOUDNESSのヴォーカリスト
二井原実の実弟であり、Punkyと同時期に活動していたロック・バンド、
Christにdsで在籍)を誘い、当初はアコギ1本と2人だけで、リハーサルを繰り返しました。数曲の輪郭が確定し、コーラスワークが完成し始めた約1年後、大阪・長居のロック・バー「Rock a go go」で紹介された岡山出身の自然児・田渕勇人が加入。その瞬間に“ギター2本と叩けるモノがあればどんな場所でも演奏可能というトリオ結成に必要不可欠な3人”が遂に顔を揃えました。文学的でもあり哲学的でもある楽曲を、声質の違う三声と優しさを感じさせるギターとエッジの効いたリズムに乗せて奏で歌い上げます。愛すべき全ての人やモノに音楽を捧げる吟遊詩人集団です。
2013年年には1stアルバム『
Songs of our ghettoland』をリリース。ゲスト・ベーシストに冨田芳男(ex.SEXUAL /
Electric Gang)を迎えて制作された2ndアルバム『エレキ大作戦』には「Ludwigの引鉄」「冷たいキャベツ」「吊るされた男」など全7曲を収録しています。