20歳で渋谷陽一らと『ロッキング・オン』を創刊したのを皮切りに、
内田裕也のマネージャーや社会党・土井たか子の秘書を務め、1989年には東京都議会議員にトップ当選。人権擁護、環境保護、原発反対など、政治家既得利権とは一線を画したテーマを推進し、現在はフジロック・フェスティバルのNGOヴィレッジ村長に就いている大久保青志が、“音楽と政治の融合”を通じた新たなる音楽史を綴った著書『フェスとデモを進化させる「音楽に政治を持ち込むな」ってなんだ!?』を4月17日(土)に発表します。
「音楽とフェスに社会的メッセージを」「デモと政治をフェス化する」「フェス・デモ仕切りの法則」「運動にはかっこよさと美しさが必要だ」とタイトルの付いた全4章のほか、津田大介と「FUJIROCK FESTIVAL」を主催するSMASH代表の日高正博と語った2本の対談を収録。津田は「市民運動と音楽ファンがクロスする新しい動きを作った中心が大久保さんだった」、日高は「古い友人で尊敬できる人間。俺は大久保みたいにはできないもん」とそれぞれ大久保を評しています。