“家族との絆と覚悟”を観る人全てに問いかける感動の物語『Black bird』が、邦題『ブラックバード 家族が家族であるうちに』として、6月11日（金）より東京・TOHO シネマズシャンテほかにて全国ロードショー。シーン写真3点が公開されています。

　本作は、『マンデラの名もなき看守』や『ペレ』などで知られるビレ・アウグスト監督による傑作デンマーク映画『サイレントハート』を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色、『ブラックバード 家族が家族であるうちに』として、新たな物語を紡ぎ出しました。主人公リリーを『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞®主演女優賞を受賞したスーザン・サランドン。長女のジェニファーには『タイタニック』で世界的にその名を知らしめ、『愛を読むひと』でアカデミー賞®主演女優賞を受賞したケイト・ウインスレットが演じ、二大オスカー女優がついに初共演しています。

　監督を務めたのは『ノッティングヒルの恋人』や『恋とニュースのつくり方』などで手腕を発揮するロジャー・ミッチェル。極限の選択に立たされる家族の心象風景にリアリティを持たせるために、彼は、通常ではなかなか行えない映画の大半を順撮りするという方法を選択、結果5週間におよぶ撮影が開始することになりましたが「キャストの集中力、映画やお互いに対する意気込みに思ったよりも大きな影響が生まれたんだ」とそのこだわりを話し、見事な人間ドラマへと昇華させています。

　公開されているシーン写真は3点。皆が集まる最後の夜のためにエレガントに着飾る母リリーと寄り添う娘ジェニファー、そして夫にしっかりと身体を預けつつもどこか虚ろな目をしたリリーの姿、そして何かに抗議するかのように、今にも泣き出しそうな表情のアンナの姿を切り取ったものとなっています。脇を固める豪華俳優陣も要注目。次女アンナには『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役に大抜擢されたミア・ワシコウスカ。そして、リリーの夫ポール役を『ジュラシック・パークIII』などで活躍するサム・ニールが担当し、死を決断した母のもとに集い、戸惑いながらも目を逸らさず真実の愛情を捧ごうともがく難役を見事に演じ切りました。




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