1971年11月20日に『団地妻 昼下りの情事』、『色暦大奥秘話』の2作品が公開され、2021年11月20日（土）で50周年の節目の年を迎える日活ロマンポルノが、新しい魅力を発信していく「ロマンポルノ50周年記念プロジェクト」の第2弾企画として、Blu-ray＆DVDの50タイトルのリリースが決定。7月2日（金）から2022年3月にかけて発売されます。

　「50周年記念シリーズ」のラインナップは、3つの商品仕様にて50周年にふさわしい作品を発売。これまでも好評のシリーズである、高画質Blu-ray・シリーズ、初DVD化＆初HDのDVDゴールド・シリーズ、廉価再発DVDシルバー・シリーズを継続していきます。

　このたび、初Blu-ray化作品として、同名ベストセラー小説を田中登監督が映画化し、後続するシリーズ作品が数々生まれた名作『女教師』(主演: 永島暎子）、キネマ旬報（キネマ旬報社刊）ベスト・テンの邦画第10位に輝いた『実録阿部定』(監督: 田中登、主演: 宮下順子）、「虹色の湖」「恋の綱わたり」のヒット曲でも知られる中村晃子がロマンポルノに初主演した大作『待ち濡れた女』（監督: 上垣保朗）などの名作がラインナップ。

　DVDゴールド・シリーズからは、記念すべき第1作『色暦大奥秘話』（1971年11月20日公開）、最終作『ベッド・パートナー』（1988年5月28日）という始まりと終わりを告げる2タイトルを同時リリース。加えて、日本初のスプラッタ作品『処女のはらわた』(監督: ガイラ 主演: 木築沙絵子）といった珠玉のタイトルが50周年に華を添えます。

　DVDシルバー・シリーズからは、滝田洋二郎監督の『はみ出しスクール水着』や風祭ゆき主演の『ズームアップ 暴行白書』など、バラエティにあふれるタイトルを、よりお求めやすい価格にて再発売します。

　また、「50周年記念シリーズ」ラインナップには大好評の「スピンオフシリーズ」も追加され、2020年度より新設され大好評の「ロマンポルノ・スピンオフシリーズ」のリリースが2021年も決定。同シリーズは、1980年代にロマンポルノ本編と並行してVHSなどでリリースされた「生撮りシリーズ」と、1988年のロマンポルノ終了後、そのテイストを生かして企画製作されたビデオ・シリーズ「エロスVフィーチャー」といった2つの派生作品の総称。「エロスVフィーチャー」からは、武田久美子主演の『テクニカル・ヴァージン』をはじめとする6作品、「生撮りシリーズ」からは人気の志麻いづみ＆朝吹ケイトの主演の作品をカップリングするなど入手困難だった8作品を2作品ずつ計4商品としてリリースします。

　さらに、日活ビデオお客様相談室などに商品化のリクエストが多く寄せられてきた作品から、新たに追加作品を決定。Blu-rayでは『花と蛇 地獄篇』『チャイナスキャンダル 艶舞』、DVDでは『ピンクのカーテン2』(美保純主演）、『モア・セクシー 獣のようにもう一度』(畑中葉子主演）、『処女のはらわた』などに加えて、これまでBlu-rayのみのリリースだった五月みどり主演タイトル『ファイナルスキャンダル 奥様はお固いのがお好き』『マダム・スキャンダル 10秒死なせて』の初DVD化を実現。スピンオフ作品では『新うれしはずかし物語』『熱艶シャワー 朝からかけて 南風ひろみ』『夜はエンドレス 姫宮めぐみ』など、初DVD化となる作品を次々とリリースしていきます。続報は2021年初夏を予定。詳細はロマンポルノ公式サイトをご確認ください。